秋競馬の開催を告げる、中山・阪神開催が先週よりスタートしました。2歳新馬戦レベルがそろそろ上がってくる頃です。次開催の東京・京都開催になると、クラシック路線の期待濃厚な真打ちが登場してきます。特に注目されるのが菊花賞が行われる日の新馬戦。2008年のこの新馬戦ではGⅠ馬を3頭輩出したことから伝説の新馬戦と呼ばれ、その後の年も重賞勝ち馬を多く出している事でも有名です。競馬の楽しみ方は十人十色なので、別に知らなくても競馬は楽しめますが、こういったレースは知っておくと、馬券を買わなくても楽しめます。
とは言えやはり、競馬の最大の醍醐味は買った馬券が的中する事です。配当が大きくなるにつれて、鼓動が速くなります。成人の心拍数は平常時が60~100。走ったりすると倍になります。全力疾走ほどではなくとも、勝負馬券を握った時の鼓動は通常時とは大違い。心拍数が上がり過ぎるのも体に良くないですが、ビシッと的中馬券を取った時は爽快感がありますよね?
新馬戦は意外と荒れる事が多いですよね。新馬戦の人気は血統と調教タイムで決まります。評判馬があっさり負けるシーンも多いです。そのまま未勝利のまま引退と言う事もこの世界では珍しくありません。6億円で取引され、未出走のまま引退した馬もいました。体質面も非常に重要です。後は脚元に不安がある馬もレース選択が限られるので、活躍の場が制限されます。そういった不安を抱える馬が多い中、クラシックで活躍する馬は体質面も強く、脚部不安もない馬です。本当の真打ちはこれから更に振り落とされ、残った馬が真打ちとなるのです。