夏の甲子園で誰しも一度は見たことがあるキーワードが「屈指の好カード」。決勝戦で見たいような豪華な組み合わせが、準々決勝や準決勝、あるいはもっと前の段階で実現してしまったときにこそ言うことが多いように思えます。
今日は今週25日(日)阪神競馬場で開催のレースにそんな好カードがあるというお話。クラシック本番で激突してもらいたい2頭が、新馬戦(芝1800m)から大激突です。
気になる両馬をご紹介しますと、まずはエアメサイアの忘れ形見エアウィンザー(角居厩舎)。全兄には皐月賞、ダービーにも出走し今週の神戸新聞杯にも登録しているエアスピネルがいます。調教助手さんのコメントも、乗りやすくセンスがあると頼もしい言葉が続きます。もちろん鞍上は武豊騎手。
対するは昨年のこの時期、ローズSを勝って秋競馬を盛り上げてくれたタッチングスピーチの全弟となるムーヴザワールド(石坂厩舎)。馬名からも期待度がビンビン伝わってきます。鞍上にはルメール騎手を確保している模様です。今週の動き次第で来週にずらす可能性もあるかも、とのこと。
この血統の期待馬が早速新馬戦からぶつかるとは、まだ早い、本番、せめて重賞までとっておいてもと思う反面、デビュー戦からぶつかり合うのも醍醐味ですね。ムーヴザワールドはまだ仕上がり次第ではデビューを来週にずらす可能性もあるようですが、どちらか、あるいはどちらもがクラシック本番まで駒を進める可能性もあるだけに、今週のメイクデビュー阪神、必見です!