朝日杯FS(2020)のサインは“GoToトラベルの一斉停止”!推奨サイン馬と消しのサイン馬は?

先週の阪神JFに続き、今週末も同じマイルの舞台で2歳G1の朝日杯FSが開催。来年のクラシック路線やNHKマイルCを占う上でも注目の一戦です。

2020年も新型コロナウイルス騒動をはじめ様々な出来事が起こりましたが、2021年に延期されたオリンピックも開催されるということで、来年こそは収束してほしいものです。さて、今回も週末のレースをサイン理論で予想していきたいと思いますが、週末のレースが“来年を占う”ように、来年の景気回復の見通しを占ってくれそうな時事的な出来事が今週起こりました。そう、「GoToトラベルの全国停止」です。

もともと一部感染拡大エリアの一時停止でGoToトラベル事業を進めて行くはずだった政府ですが、一転して年末年始にあたる12月28日から2021年1月11日までの間、GoToトラベルキャンペーンの利用を全国で一斉に停止すると発表し、急転直下の決断を下しました。

感染拡大を考えると仕方がないと言えるかもしれませんが、キャンセルの手続きやキャンセル料返還の業務から始まる2021年というのは、これはまた幸先の悪い 滑り出しときたものです。ということでサインは「GoToトラベルの全国停止」。これに当てはまるサイン馬を探していきたいと思います。

まずはGleneagles産駒の2歳牡馬「ショックアクション」。利用者、宿泊事業者、飲食事業者など多く人々がこのGoToトラベル事業の一斉停止により大きなショックを受けているであろうと推測できることから、同馬をサイン馬として選出させていただきます。

もう1頭はダイワメジャー産駒の2歳牡馬「モントライゼ」です。馬名の意味はドイツ語で“月旅行”。さすがに一般人が月へ行くのはコロナウィルスの騒動があろうがなかろうが現在の技術では不可能に近いですが、国内外の旅行については行ける技術がありながら行きたくても行き難いという状況となっています。よってモントライゼについては「買えるサイン馬」ではなく、「消しのサイン馬」としたいと思います。

というわけで今年の朝日杯FSは、「ショックアクション」を推しのサイン馬、「モントライゼ」を消しのサイン馬として取り扱いたいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。