9/25(日)中山9Rの芙蓉ステークス(2歳OP・芝2000m)は出走馬8頭。その内2頭が未勝利馬。新馬戦を快勝し、中京2歳Sで1番人気の支持を集めながら5着に敗れたサトノクロノスの巻き返しなるか?札幌2歳Sの4着馬・エトルディーニュ、新馬戦を快勝したキングズラッシュも忘れてはならない存在。これらの実績馬が人気上位を形成する。この上位グループと下位グループの能力差がかなり大きいメンバー構成。この上位グループで、注目すべきはサトノクロノス。中京2歳Sは、追ってから全く伸びなかった。しかし、今週の追いきりでは巻き返しを感じさせる良い調教内容。前走後は、ここを目標に少し間隔をあけたのがここで功を奏するか?
芙蓉Sは皐月賞と同じ舞台。この舞台は中山の中距離コースのスタンダードコースとも言える。3歳限定の重賞だけでも、京成杯・弥生賞・紫苑Sがあり充実している。3歳限定重賞はどれも、本番に向けて貴重な重賞競走。芙蓉Sは重賞競走でこそないが、マイル戦で行われていた時よりも、クラシックに向けての地盤固めの一戦になったと言える。
オープン特別なので、本賞金加算が出来るのは1着馬のみ。今後重賞競走を思ったように使うにはどうしても1着が欲しい。ゴール前1着争いを壮絶な叩き合いになる可能性が高い。小頭数立てでも、見方によっては十分楽しめるのが競馬である。