G1シーズンの谷間となる今週は祝日もあり3日間競馬が楽しめます。凱旋門賞、スプリンターズステークスが終わり、ちょっと一息といったところですが、月曜祝日の京都大賞典では秋のG1戦線を目指す有力どころが始動、栗東所属の中・長距離馬の中でも有力な4頭がいきなり激突です。
まずは大将ラブリーデイ。今年の春はちょっと消化不良ともいえるレース内容。昨年の勢いがやや欠けているように思えます。
続いて今年の春競馬は内容がよかった春の天皇賞馬キタサンブラック。菊花賞時の主戦だった北村宏司騎手が怪我から戦線復帰していますが、武騎手とのコンビが定着している印象もあります。
続いてサウンズオブアース。こちらはとにかくあとワンパンチが足りない。善戦マンだけに、馬券を購入する側としては、ひもであれ軸であれ、とりあえず入れざるをえないやっかいな馬でもあります。
最後にラストインパクト。昨年のジャパンカップはあと一息まで行きました。寒い時期のほうが成績がいい馬でもあり、10月から12月のシーズンはやはり脅威な馬となります。2400mでの競走成績を見ると【2-1-2-1】という得意距離。
強豪の参戦が早めから発表されていたためか登録頭数10頭という少頭数での開催。除外もなく、波乱も起こりづらそうです。頭数がそろっていればこのレースを勝ったこともあるヒットザターゲットも気になりますが、この頭数ではおそらく展開が向かないと見ます。
配当妙味を考慮すると本命にはラストインパクト軸に据えラブリーデイ、サウンズオブアース、キタサンブラックに流せば馬連なら3点。少なくとも3倍以上は狙える組み合わせだと思いますので、来週の秋華賞の軍資金稼ぎにぜひ参考にしてみてください。