これは競馬以外のギャンブルにも言える事。借金をして勝負をするとただでさえ負ける確率が高いのにさらに負ける確率が高くなる。負のスパイラルである。お金を借りるのは様々な方法があるが許容範囲は友人と競馬をしにいってパンクしてしまって、5000円借りる。ここまでならまあ何とか目を瞑る事は出来る。最悪なのは消費者金融等から10万円単位でお金を借りてしまう事。この10万円が増える可能性は確率論から言ってかなり厳しい。負けが込んできて追い込まれると、人間は本命馬券に走る。馬連3倍が鉄板に見えてしまう。もうこうなってしまうと完全に負のスパイラルに陥ってしまっている。
3倍の馬券は普段は買っても抑え程度だが、借金をして競馬をすると普段は抑え程度が、大本線馬券になってしまう。これで巻き返しが出来れば人間、競馬で苦労する事はない。世の中そんなに甘いものではない。既に借金をしている時点で大きなハンデを背負っている。このハンデを如何にして克服するか?借金に頼らない事。その日の負けを素直に受け入れる潔さも時には必要だ。競馬は勝つ時もあれば負ける時もある。如何に負けた時に冷静な対応を取れるかによって大きく収支は変わって来る。毎回勝てる人間などいない。悔しさを押し殺す事も重要だ。