年が改まり、厳しい寒さの中にもすがすがしさが感じられる日が続いております。新型コロナウィルスの爆発的な増加により、今週から中山競馬は無観客競馬に。
月曜祝日の中山メインは「3歳牝馬限定のフェアリーステークス」です。過去10年で1番人気が2勝、2番人気が0勝、10番人気が2勝と荒れ模様のレースであることがわかります。伏兵馬の台頭にも十分警戒する必要がありそうです。
そんな中で今年注目しているのは、ノヴェリスト産駒のタイニーロマンスです。父ノヴェリスト自身は、ドイツの競走馬でドイツのバーデン大賞やKジョージ6世&QESなど日本でも知られているG1を勝っている名馬です。まだ重賞馬がラストドラフト位しかでていませんが、昨年の入着賞金の種牡馬リーディングで24位と決して悪くありません。
何と言っても500kgを超す雄大な馬体が魅力的で、ラストドラフトが460kg前後で中距離でしたが、この馬体ならマイルあたりは強そうです。デビュー戦は東京のマイルで516kgの馬体で仕上がりも重めでしたが、レースでは18頭立ての大外枠からすんなり先行し、終始スムーズな流れで直線へ向くと最後までしぶとい走りという印象で着差以上の完勝でした。
2戦目の上積みが見込めるここは上位争い必至と考えます。美浦の坂路調教でもぐんぐんと上り時計が速くなっており、仕上がり面は良好に見えます。ということで今年のフェアリーステークスは、雄大な馬体のタイニーロマンスが2走目の上昇大と見て、同馬を本命視したいと思います。