【秋華賞2016出走馬】エンジェルフェイスは人気落ちの可能性もあり狙いやすい?

トライアルレースで失敗する馬は、人気が落ちやすいと言われている。これは非常に多い傾向であり、こうした馬が本番で変わってくると、万馬券の期待もできると考えられる。そこで狙いたいのがエンジェルフェイスである。この馬はフラワーCの勝ち馬で、既に出走権は賞金順で確定しているのだが、直前のトライアルである紫苑Sで大敗しており、人気がかなり落ちるのではないかと予想される。

デビューは2歳12月の阪神で、ここで敗退して未勝利にまわり、初勝利を上げたのは3歳の2月。その後1勝で抽選勝負となったフラワーCに出走して、逃げ切りで重賞制覇を成し遂げた。ここまでは非常に順調で、オークスへの期待も非常に高まったのだが、オークスは逃げを打つことが出来ず、番手競馬に徹したことで10着に敗退。そして紫苑Sも逃げずに番手競馬を選んだ結果、16着に敗れている。

この馬はどちらかと言えば逃げを打たないと駄目なタイプで、本番では無理をしてでも逃げに徹する可能性がある。そのため逃げ切りという可能性を持っていて、秋華賞でも期待が持てるのである。過去に逃げ切りを図ろうとした馬が、そのまま残りそうになる傾向も出ていることから、実績がないわけではない馬なので配当に妙味ありだ。