6月25日の新馬戦を快勝してからは夏は無理せず、秋の始動戦にこのもみじSを選択してきたダイワメジャー産駒のタイセイブレーク。父ダイワメジャー同様に非常に柔らかいバネの利いた走りをする。瞬発力勝負にも対応でき、まだキャリアはこれで2戦目ながら、大きな上積みもある。これから伸びていく馬である事は間違いない。新馬戦で見せた柔軟なフットワークはダートでも十分通用するパワーも持ち合わせている。ダイワメジャーは現役時代は皐月賞を制した後、しばらくどん底を味わった。早熟と言われたが3歳時に最下位に敗れた天皇賞(秋)も5歳時に勝っている。非常に勝負根性もある馬。少し気分屋な所もある。そんな所も産駒に引き継がれているがご愛敬と言った所。
1番の強敵は8月20日の札幌の新馬戦を快勝したレッドアンシェル。同馬も無理をせずこのもみじSに駒を進めてきた。各陣営の思惑と駆け引きが丁度いい。この2頭が人気の面では抜けている。能力も贔屓目なしにこの2頭が他馬に比べると頭1つ抜けていると言ってもいいだろう。この2頭の馬連を的中させても面白くもなんともない。1点買いで100%来る保証はどこにもない。3連複なら配当妙味も上がり、ワイドだとハズレの1着、3着をカバー出来る。もう1頭加えるならば思い切って3連単でも良いかもしれない。