【天皇賞秋2016予想】スーパーホースは1カテゴリに留まらずGⅠを勝てるもの

持論ということになるかもしれないが、スーパーホースは1200m/1600mや1600m/2000m、昔から馴染みのある2000m/2400m、あるいは芝・ダートと1カテゴリに留まらず2カテゴリ以上を股に掛けてGⅠを勝てるものだと思う。

二・三冠馬は必然的にそうなるわけだが、どちらかと言うと近年三冠路線を歩まない馬に特に当てはまる気がする。

フランケルやジャスタウェイやダイワメジャーなど近年最も価値があるのがスピードとスタミナのバランス的に1600mと2000mの2カテゴリだろうか。

1200mのチャンピオンが1600mを勝てば一介のスピード馬ではないアピールになるし、2400mのチャンピオンが2000mを勝てばスタミナだけではないスピードがあるところをアピールでき、種牡馬価値という点でも近年一般的と言える価値判断基準のように思う。

今年正に昨年の年度代表馬がマイル路線からチャンピオンディスタンス2000mのGⅠへ挑むこととなった。

あまりにマイルでの実績がありすぎる点、別距離へ挑戦するには年齢的・時期的にやや遅くなってしまったのではないかという懸念もあるが、このカテゴリの現役日本最高レーティング馬らを相手に、どんな走りを見せるか注目したい。