【京都牝馬S予想2021】阪神巧者ブランノワール、復活の大駆けに期待!

土曜阪神のメインレースは、昨年サウンドキアラが1番人気で制し、その後ヴィクトリアマイルでアーモンドアイ相手の2着に健闘するきっかけともなった京都牝馬ステークスが開催です。

大敗を喫するケースはあるものの末脚が魅力のアイラブテーラーや、ここ2戦は結果が出ていないものの、ファルコンS勝ちもあり、芝1400mなら改めて見直せるシャインガーネットなどが出走を予定しています。

フルゲート18頭に対して登録17頭ということで、全馬除外なく出走が可能となった今回、注目したいのが昨年2月のうずしおS以来勝ち星がないロードカナロア産駒のブランノワールです。

栗東・須貝厩舎の管理馬で、阪神JF勝ち馬のローブティサージュの妹という良血で、昨年は阪神牝馬Sにも参戦したものの8着と敗れており、久々の重賞挑戦となります。主戦が固定されていないこともあり、今回は団野騎手との新コンビで挑む予定となっています。

ここ3戦の内容から強調材料が薄いように思えるブランノワールですが、前走のリゲルSでは、京都金杯で1番人気に支持されたシュリ相手に2馬身1/2差の5着とまずまずの競馬ができており、今回も全4勝のうち3勝を挙げている阪神コース参戦ということで、さらなる上積みにも期待したいところです。

過去10年のデータをみると、1,2番人気が安定しているレースになっていますが、2015年のケイアイエレガント、2019年のデアレガーロが勝ったときは2,3着にも人気薄をつれてきており、波乱もありうるレースだけに、人気薄が予想されるブランノワールも馬券のヒモには加えておきたいところですね。