秋の天皇賞は定員割れの15頭という頭数になりましたが、今年のスワンSは多士済々のメンバーがフルゲートに集結することになりました。
夏の上がり馬、春の実績馬、準オープンからの格上挑戦馬、そして今年は地方馬ランドクィーンの参戦も決まり楽しみな一戦になります。
レッドファルクス、ビッグアーサーという今年のGⅠ馬2頭がともに香港スプリント参戦が見込まれ盛り上がる短距離路線ですが、当然のことですがこの2頭の登録がないだけに、大混戦が予想されるスワンSとなります。
過去のデータから見ても軸馬、相手とも絞り込むのが今回は特に難しい。いろんな角度から検討できますが、今回は「レース間隔とコース適性」に注目するとダンスディレクターが浮かび上がってまいりました。
絶好のローテーションで得意コースに挑む!
まずレース間隔ですが、スプリンターズSから中3週になる今回。ダンスディレクターの中3週成績はなんと【2-0-0-0】。つまり負けなしなんですね。
続いてコース適性。他にも京都コースに相性がいい馬たちが多いことは多いんですが、ここでも突出した結果をこれまで残しており【5-3-0-0】と、8戦してまだ一度も連をはずしていません。
つまり、レース間隔も理想的、かつ競馬場も理想的ということになります。幸い、春の実績馬サトノアラジン、アルビアーノ、フィエロ、サンライズメジャーあたりも出走してくることもあり、人気妙味もあります。ここ2戦この馬で人気を下回る競馬しかできていない鞍上の浜中騎手の奮起も期待されます。
本番のマイルチャンピオンシップは距離が微妙なだけに、1400mのこのレースこそ狙いどころになりそうです。