父キングカメハメハ・母グルヴェイグ。ノーザンファーム生産の期待の1頭・ヴァナヘイムは母系エアグルーヴでドゥラメンテとは父まで一緒のいとこ関係。
8月末の小倉でデビューし、新馬戦では中団からきっちり前を捕らえての快勝。デビュー勝ちのあとは、間隔を少し空けて挑む今週の萩ステークスになる。血統、初戦の出来を見ても来年のクラシック候補であることは間違いなく、ここは通過点にすぎないか?
強敵らしい馬も見当たらず、自分の競馬が出来れば、ここはかなりの確率で勝利できるはず。荻Sでは早くも先々を見据えたレースに徹する事になりそうだ。
POGでも指名者が多い良血馬だけに、非常に注目度は高い。サンデーレーシングの来春を控える2歳馬の中でも評価が非常に高く出資者もかなりの期待を寄せる1頭。
新馬戦・萩Sの連勝は想定の範囲内でここは陣営からしても負けられない一戦。恐らくこの後は重賞戦線に向かう。朝日杯FSよりも、暮れのホープフルSを年内の最終目標にする可能性が高い。マイル戦の朝日杯FSでも十分好勝負になるが、クラシックを考えるとマイル戦よりも、2000MのホープフルSに進んだ方がこの馬に取っては良い。
あくまでもオーナーの考え方一つだが、これまで多くのクラシックホースを送り込んで来た、サンデーレーシングにしてみればそこら辺の適性を見抜くのはお手の物。そこまでは年内は想定しているだけに、萩Sでは負けられない。