金鯱賞(2021)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

これまで度々開催時期が変わってきた金鯱賞。1996~2011年は5月に行われ、2012~2016年は12月に開催しておりましたが、2017年からは3月に変更となり、現在に至ります。今回は5月と12月に行われていた年も含めた過去10年間のデータをもとに、金鯱賞の傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が堅実、堅実決着傾向が強め

人気は「1番人気」が最多の5勝を挙げており、勝率は断トツです。また、連対数と3着内の回数も最多となっており、1番人気は堅実です。下位人気を見ますと、「10番人気以下」は3着内が3着1回のみとなっており、穴馬はほとんど絡みません。「8番人気」が2着3回と連対数は多いので、人気薄を狙うならこのあたりまでという印象です。3連単の配当も10万馬券以上が1回のみとなっており、波乱は少ないです。堅実決着傾向が強いレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 5 1 1 3
2番人気 1 1 3 5
3番人気 1 0 1 8
4番人気 1 1 2 6
5番人気 1 1 0 8
6番人気 1 1 2 6
7番人気 0 1 0 9
8番人気 0 3 1 6
9番人気 0 1 0 9
10番人気 0 0 0 9
11番人気 0 0 0 9
12番人気 0 0 0 9
13番人気 0 0 1 5
14番人気 0 0 0 4
15番人気 0 0 0 3
16番人気 0 0 0 3
17番人気 0 0 0 1
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 0 0 0
2.0~2.9倍 1 0 0 1
3.0~3.9倍 3 2 2 2
4.0~4.9倍 0 0 3 5
5.0~6.9倍 1 0 1 6
7.0~9.9倍 3 3 1 10
10.0~14.9倍 0 0 1 10
15.0~19.9倍 0 0 1 8
20.0~29.9倍 0 3 1 8
30.0~49.9倍 0 1 0 14
50.0~99.9倍 0 1 1 15
100.0倍以上 0 0 0 24
馬単/三連単データ
馬単 三連単
2011 1,080円 2,900円
2012 15,280円 91,410円
2013 5,300円 58,490円
2014 2,290円 8,560円
2015 3,830円 22,160円
2016 16,780円 90,340円/49,120円
2017 5,570円 192,050円
2018 7,380円 24,410円
2019 2,490円 11,040円
2020 1,710円 14,440円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 デアリングタクト 1.5
2 グローリーヴェイズ 4.6
3 ポタジェ 8.9
4 ブラヴァス 11.3
5 キセキ 19.6
6 サトノフラッグ 30.1
7 サンレイポケット 41.0
8 ペルシアンナイト 52.4
9 ジナンボー 97.7
10 ギベオン 185.2

■「外枠」&「差し」が好成績

コースは中京の芝2000mを使用。枠は「7枠」が最多の3勝を挙げており、連対数も最多です。「7・8枠」から9頭の連対馬が出ており、外枠がやや好走傾向にあります。

脚質は「差し」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。基本的には差し馬が強いレースですが、「逃げ」も勝利数こそ0回も、2着3回、3着1回で複勝率は40%と高めです。逃げ馬にも警戒した方が良さそうです。

中京の芝2000mは最後の直線が約410mとかなり長く、途中に中山競馬場並みの急勾配を誇る急坂があるため、差し・追い込みが決まりやすい特徴があります。一方で、2000mという距離でペースも落ち着くことが多いため、逃げ馬が粘りやすいという特徴もあります。こうしたコース形態も、差し馬と逃げ馬の好走率が高い要因の一つと考えられます。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 0 11
2枠 1 0 1 11
3枠 1 2 2 9
4枠 0 1 3 12
5枠 2 0 4 13
6枠 0 2 1 16
7枠 3 2 0 14
8枠 2 2 0 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 3 1 6
先行 3 4 2 25
差し 6 3 7 32
追い込み 0 0 1 40
マクリ 1 0 0 0

[該当馬] 差し・追い込み候補

  • デアリングタクト
  • グローリーヴェイズ
  • ポタジェ
  • ブラヴァス
  • サトノフラッグ
  • サンレイポケット
  • ペルシアンナイト

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 0
-19~-10kg 0 0 0 4
-9~-4kg 0 0 0 16
-3~+3kg 4 5 1 32
+4~+9kg 3 4 5 34
+10~+19kg 1 0 3 17
+20kg~ 1 0 1 0
不明・初出走・未更新 1 1 1 0
今回減 2 0 0 27
同体重 2 3 0 7
今回増 5 6 10 69

■「4歳」が好成績

年齢は、「4歳」が最多の7勝を挙げており、勝率は断トツです。性別は「牡馬」が10勝を挙げており、牡馬が中心となります。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 0 2 0 5
4歳 7 2 1 18
5歳 2 3 6 32
6歳 0 2 4 26
7歳 1 0 0 12
8歳以上 0 1 0 9
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牝馬 0 1 1 11
牡馬 10 9 9 92
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 2 2 21
栗東 9 8 9 82
地方 0 0 0 0
外国 0 0 0 0

[該当馬] 4歳馬

  • サトノフラッグ
  • デアリングタクト
  • ポタジェ

■前走レースが「有馬記念」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げている「有馬記念」に注目です。前走着順は「6着以下」が4勝を挙げ、3着内も11頭と多く、前走大敗した馬の巻き返しが目立っています。前走着順についてはフラットな目線で予想したいと思います。

前走レースデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
有馬記念(G1) 3 0 0 7
天皇賞秋(G1) 1 2 2 8
アルゼンチン共和国杯(G2) 1 0 1 9
福島記念(G3) 1 0 0 4
京都大賞典(G2) 1 0 0 1
日本ダービー(G1) 1 0 0 0
札幌日経(OP) 1 0 0 0
ドバイシーマC(G1) 1 0 0 0
凱旋門賞(G1) 0 1 1 0
小倉大賞典(G3) 0 1 0 5
前走クラスデータ
前走 1着 2着 3着 4着以下
3勝クラス 0 2 0 5
オープン特別 1 0 3 15
G3 1 3 1 28
G2 2 1 2 26
G1 5 2 4 27
海外 1 2 1 2
地方 0 0 0 0
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 1 1 3 12
2着 2 2 0 5
3着 0 0 2 10
4着 2 2 2 2
5着 1 2 0 5
6~9着 3 2 2 29
10着以下 1 1 2 39

[該当馬] 前走が有馬記念だった馬

  • ペルシアンナイト(7着)
  • キセキ(12着)

■騎手は「C.ルメール」と「川田将雅」に注目

騎手は「池添謙一」騎手が最多の3勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がないため、騎乗予定があり2勝ずつを挙げている「C.ルメール」と「川田将雅」の2名の騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
池添謙一 3 1 0 2
C.ルメール 2 0 1 2
川田将雅 2 0 0 3
M.デムーロ 1 0 1 4
柴山雄一 1 0 0 5
福永祐一 1 0 0 3
藤岡康太 0 1 1 3
丸田恭介 0 1 1 0
幸英明 0 1 0 4
A.シュタルケ 0 1 0 1
松山弘平 0 1 0 3

※現役騎手のみを表示しております。

[該当馬] C.ルメール騎手と川田将雅騎手の騎乗予定馬

  • サトノフラッグ(C.ルメール)
  • グローリーヴェイズ(川田将雅)