【マーチS予想2021】交流重賞で力をつけてきたデルマルーヴル、久々の中央で重賞制覇へ!

今週はG1高松宮杯が行われますが、その10分前に行われるのがダートの名物ハンデ重賞のマーチステークスです。高松宮記念への資金稼ぎにぎりぎり間に合うかどうか微妙ですが、しっかり当てていきたいところです。

例年頭数が揃う非常に面白いレースですが、今年もフルゲート16頭と揃ってくれました。人気は、ダートに転じて3戦3勝でルメール騎手が騎乗するアメリカンシードとなりそうですが、その他の馬も総武ステークスの1着から3着馬が勢いをつけての出走、地方の交流重賞で頑張っているヒストリーメイカーやロードゴラッソ、デルマルーヴルなども集結し、様々な路線から集結してくれました。

その中で注目しているのは、交流重賞組の5歳牡馬デルマルーヴルです。デルマルーヴルは2歳時に兵庫ジュニアグランプリを制し、早くから交流重賞制覇を制覇し、その後も全日本2歳優駿や3歳時にはジャパンダートダービーでクリソベリルの2着とJpn1でも2着が2回もある素晴らしい活躍をしている馬です。

その実績もあり、中央馬ながら交流重賞を主に活躍の場として来ていたのですが、古馬(4歳)となって以降、中央のフェブラリーステークスや交流重賞を走り、2着が2回のみ、ここ4走は掲示板に載れていないと少し成績としては下降気味となっています。

しかし、JBCクラシックや大井大賞典、川崎記念と交流重賞のトップクラスと戦ってきて6着8着7着という結果なので、相手関係的にはいずれも大敗していないので、少しメンバーが落ちて、さらに今回のハンデも56kgで近走はずっと57kgだったことを加味すれば、久々の中央重賞でも十分勝負できるはずです。

さらに、デルマルーヴルの中山1800mの成績は1戦1勝と2歳時の未勝利で勝ったのみですが、そのレースでは、重馬場の中、残り200mを過ぎたあたりから突き放す一方の完璧な勝利でした。時計も1分53秒3でフラムドパシオンが500万でマークした1分52秒7の2歳レコードに匹敵する好時計でしたので、それを未勝利の身でマークしたのですから中山競馬場が得意なのは、間違いないところでしょう。また、今週の日曜日の天気予報は雨予報となっており、未勝利戦の再現を交流重賞で力を付けた今、再現してくれることでしょう。

ということで今年のマーチステークスは、交流重賞で力をつけてきたデルマルーヴルが得意の中山1800mで久々の中央競馬での重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。