先週のみやこSにも登録していたフェブラリーステークスの勝ち馬モーニン。距離適性を重視して武蔵野Sに駒を進めてきた。武蔵野Sは東京競馬場、ダートの1600mが舞台。これはモーニンにとって1番条件の合う舞台だ。ここは負けられない。

モーニンのオーナーの馬場幸雄氏はベストウォーリア・アジアエクスプレス・そしてブレイク寸前のベストマッチョを所有している。芝でもダートでも走ればどちらでも問題はないが、ダート馬の方が好みのようだ。昨年は所有馬で12勝を挙げた馬場オーナー。暮れのチャンピオンズC制覇へ向けて前進する。

今年は既に10勝をあげており好調の様子。モーニンで11勝目は堅いか？モーニンの前に立ちふさがる馬は果たして現れるのか？現れたらそれはそれで面白い。モーニンが横綱相撲で豪快に勝てばいい。横綱は金星をそんなに供給できない。このメンバー相手の金星供給は、チャンピオンズCに向けて視界不良となってしまう。そんな事は絶対に御免だろう。

前走で1800mも完全に克服。今回得意のマイルでは負けるわけにはいかない。

本番のチャンピオンズCでは1ハロン伸びるが、前走の1800mの日本テレビ杯では逃げての2着。レース前から距離を不安視する声は多く直線で逆噴射するかと思いきや、粘る粘る。前走を見る限り1800mの距離は克服できていると言っていいだろう。本番に向けてここはサクサクと勝利を決めたいところ。

8着に敗れた2走前のかしわ記念が印象に残るが、この馬はG1馬。次は大胆に勝利を決めてくれるはず。59kgの斤量は横綱にはいいわけにはならない。このメンバー相手なら、当然勝たなければいけない。ここで負けるようではチャンピオンズC云々を話せるレベルにない。あくまでも勝ちに拘るとではあるが…。ここはしっかり勝って視界良好と行きたいものだ。