札幌記念12着からの巻き返しを狙うレッドソロモン。五稜郭Sを勝っている事から、洋芝が敗因ではない。五稜郭Sで思った以上に馬がデキ上がってしまった事が敗因の1つ。どんなに勝ち星を量産する厩舎でもこういったケースは珍しくなく、競馬の世界ではよくある事。
札幌記念の後は一息入れて、またリセットしてからの参戦となる。とにかく、今年のアンドロメダSはメンバーの能力が拮抗しており大混戦の様相を呈してきた。一ヶ月前ならフルゲート割れが多かったが、芝・ダート問わず、オープン特別で出馬ラッシュとなっている。
レッドソロモン得意の展開は、先行して前の馬にプレッシャーをかけ、前の馬が脚があがった所で一気に襲い掛かるというもの。これで後続の追撃も振り切ってしまうのがこの馬の王道パターン。スタートが上手な馬なのでポジション取りには苦労しない。非常に乗り味の良い馬で、一瞬で抜け出せる瞬発力も兼ね備えている。
今年のアンドロメダSはG3でも良いかな?と言った馬達がこぞって出走してきており、正直な所展開も読みにくい部分もある。こういうレースは比較的荒れやすい。人気馬×穴馬この組み合わせになる事が多く穴馬×穴馬の超大穴まではいかない。波乱は波乱でも中波乱まで。