【メトロポリタンS予想2021】人気サイドと穴馬、どちらもピックアップしたいレース

今週土曜の東京10レースは4歳以上オープンのリステッドレース・メトロポリタンSが組まれています。

芝2400mに登録11頭と、やや頭数は少なめですが、この距離を狙い済ましたローテーションで挑むのが、ゼンノロブロイ産駒のサンアップルトンです。今年に入りAJCC10着、中山記念8着と内容はよくない競馬が続いてはいますが、芝2400m以上で良さが出る馬で、ここは叩き3戦目で狙ったレースといえそうです。

今回も主戦の柴田善臣騎手が騎乗予定となっており、東京コースは勝ち鞍こそないものの【0-1-2-0】と安定感のある競馬ができています。

ライバルとなりそうなのは、目黒記念2着の実績もあり、ここ数戦は見せ場が作れていないものの巻き返しが期待されるアイスバブルや、ワールドプレミア相手に菊花賞2着に食い込んだものの、その後は掲示板に載れない競馬が続いているサトノルークスあたりは、実績上位だけに侮れない馬たちとなりそうです。

また、オープン初挑戦となるワークフォース産駒のバルティアーモも、大崩れしない競馬内容が続いており、昇級初戦にはなりますがルメール騎手を再度確保してくるなど気になる1頭です。

昨年こそ牝馬の6番人気馬・ウラヌスチャームが勝利し、荒れたレースとなっていますが、2016年のモンドインテロ、2017年のヴォルシェーブ、2018年のベストアプローチと、1番人気が連勝してきたレースということもあり、1番人気に支持される馬は馬券でおさえておきたいところです。

また鬼門といえるのが2番人気馬で、過去5年でみるとすべて着外となっており、下位人気では7番人気馬の相性がよく、2018年のノーブルマーズ、昨年のパレリオが2着にそれぞれ食い込んでいますので、当日までオッズは読めませんが、7番人気馬は馬券のひもにはくわえておきたいところです。

今年もパレリオは参戦を予定していますが、ここ3戦で二桁着順が続いているだけに、昨年同様に人気薄になる可能性もあります。今回は横山武史騎手を確保しており、今年も注目しておきたいところです。