【都大路S予想2021】8歳馬ハナズレジェンド、ダート武者修行を経て芝で返り咲きなるか?

今週土曜中京競馬場のメインレースは、4歳以上オープンのりステッドレース・都大路ステークスが開催です。例年は京都の芝1800mで行われていますが、今年は京都競馬場改修工事の影響で中京開催となりました。また、条件も芝2000mとなっており、これまでのデータは参考外となる可能性の高いレースです。

4歳馬が上位人気となりそうな今回、キンシャサノキセキ産駒で昨年のスプリングS勝ち、皐月賞3着、セントライト記念3着など、芝中距離での実勢豊富なガロアクリーク、2歳時に野路菊S、京都2歳Sと連勝しクラシック有力と目されながら、年明けの共同通信杯でダンゼン人気を裏切る4着となって以降、人気を下回る競馬が続いているハーツクライ産駒のマイラプソディに注目が集まっています。

その他にも昨年は宝塚記念にも出走していたアフリカンゴールドや、オープン入り後はなかなか結果が出ていないものの、そろそろ慣れが見込めそうなショウナンパルディなどが出走を予定していますが、今回注目したのは、ハーツクライ産駒の8歳馬・ハナズレジェンドです。今回は藤岡佑介騎手とのコンビで挑む予定となっています。

昨年の東京大賞典、そして今年の川崎記念、佐賀記念と、最近はダート中距離を中心にローテーションが組まれてきましたが、ここにきて久々の芝参戦となります。

昨年11月のダートのオープン戦・カノープスSを人気薄で勝利後、3戦をダートで消化してきましたが、前走の佐賀記念で3着に食い込んでおり明け8歳ながら、勢いはある1頭です。

栗東・矢作厩舎と藤岡佑介騎手のコンビでは、先日のNHKマイルカップで3番人気支持を受けつつもゲートを出たあと落馬競走中止となってしまったバスラットレオンがおり、騎乗する藤岡騎手としても、舞台も馬も違えど、どうにか名誉挽回したい条件といったところではないでしょうか。