終わり良ければすべて良し。恐らくここが今年の最終戦となるヤマカツエース。今年の中山金杯勝利からスタートし、それ以後善戦はするものの勝利には恵まれず、前走天皇賞・秋では流石に相手が強すぎ15着惨敗。ここはしっかり陣営も立て直しにきた一戦となる。
このメンバー相手なら大きく崩れる事はないだろう。ここを勝てば始動戦も最終戦も勝利となりオセロなら全て真っ白になる。勿論、競馬の世界ではその様な事は絶対に起きないが、縁起がいいのには変わりがない。
そしてヤマカツエースより燃えているのが主戦騎手の池添騎手だ。最近はあまり目立った活躍がない池添騎手。しかし、池添騎手は嵌ると大爆発するタイプのジョッキーだけに今は静かにマグマが眠っていると言った所。このマグマが大爆発する時は来るのか?間違いなく来るだろう。今年はおとなしくしておいて来年に池添大爆発があるかも知れない。
その導火線に火をつけるのがヤマカツエースかも知れない。池添騎手は固め打ちをする時はとことん。しかし、スランプに陥ると中々抜け出せない傾向にあるのも事実。この辺りがジョッキーと言う職業を難しくしている。しかし、必ずそのスランプは止まる。明けない夜はないのだから。