今週のカペラSは、先行激化が予想される、かつ先行馬に印がつくレースとなりそうです。前走は距離・コースを考えてか普段よりも控えましたが、中山コースなら前に行きたいであろうノボバカラ。逃げか最悪でも2番手はとりたいコーリンベリー。ほかに地方馬の参戦もあることもあり、前に行きたい馬はやはり上記2頭以外にもいそうです。
となると、漁夫の利狙いの人気薄を狙いたくなるのがセオリー。できれば中山コース巧者、かつここのところ中途半端ではなく豪快に負けている馬が望ましいところ。とそこに理想的な馬が登録しているんですね。
キングヘイロー産駒のキタサンミカヅキです。父からはイメージがわきませんが、とにかく中山コース、かつダート1200mだと馬が違って見えると思える追い込みを見せてくれます。ここ2戦は東京、京都コースで大敗を続けていますが、広いコースは不向きと判断。そこをノーカウントで考えると、今年の四月の京葉S勝利が光って見えます。
除外対象でもありませんし、ここは休み明け二戦目ともなり、陣営としても前走を東京コースで叩いて、まさに狙い・思い通りのレースとなるのではないでしょうか。チャンピオンズCのサウンドトゥルーの追い込みの印象もそのままに、今週はキタサンミカヅキの大外一気を期待します。
先週で世界のライアン・ムーア騎手が今年の日本でのラストライドを終えました。最後の騎乗馬は中京最終レースのキタサンサジン。見事1着で決めました。まだまだ打ち止めではないキタサン祭りにキタサンミカヅキが続きます。