今週の競馬を入れて、今年のJRAの日程もあと3週間で終わってしまう。本当に月日が流れるのははやいもので、つい先日金杯だった気がする。大げさに聞こえるかもしれないが、そう思えてしまうほどに月日の流れが早い。
今年は最終週に3日間連続開催の変則開催が待っている。23日中山大障害。このレースは、全馬が完走すると馬券の当たった・外れたに関係なく温かい大きな拍手が起こるレース。平地のレースではまず考えられない光景である。
そして24日は阪神C。いよいよマジック1である。この時期は普段よりレートを高くあげて勝負する競馬ファンも多い。その理由はボーナス支給後と言う懐事情にある。やはり賭けるお金がなければ競馬は出来ない。時にはケンも必要だが、PATならスルーするはずの条件戦なども競馬場に行けばついつい予想もままならないままに購入してしまうのは競馬ファンにとって致し方ない所だろう。
そして25日、遂に有馬記念。今年もスターホースが集結し、大きな盛り上がりを見せそうだ。有馬記念は世界一馬券が売れるレースとしても有名。普段は競馬をやらない人も同僚に誘われて参加すると言う人が多い。1万円位勝負してみるか?これが結果はどうであれ競馬を始めるきっかけになる。
有馬記念が終わったら中山ではハッピーエンドカップ、阪神ではファイナルステークスで今年のJRA全番組が終了する。それぞれ同クラスのレースとは比べ物にならないほど馬券が売れるレース。そして10日ほど休めば、金杯から2017年の競馬が始まる。1年の締めくくりとスタートを気持ちよく迎えられるかがこれからの正念場となる。