今週から開幕となる福島開催の日曜メインレースは、3歳オープンのハンデ戦・ラジオNIKKEI賞です。

2月13日の福島沖地震の影響で、スタジオ内の天井パネルが落下するなどの被害が起きてしまい、施設の復旧工事と安全点検に時間をかけてきましたが、まだファンエリアの復旧ができていないこともあり、残念ながら無観客で開催されることとなっています。

夏の風物詩といえる七夕賞など、ファンが楽しみにしているレースも多く、小回りコースで波乱も多い競馬場で人気も多い福島開催だけに残念ですが、フルゲート必至のラジオNIKKEI賞は混戦模様で面白いレースとなりそうです。

出走が叶えば人気の一角を担いそうなスプリングSで1番人気支持を受けたボーデンは現状では除外対象となっており、収得賞金900万の馬が抽選対象となっています。

春のクラシック組はこの時期はお休みとなるケースが多い中、除外気にせず調整が可能なヴィクトワールピサ産駒のアサマノイタズラに注目したいと思います。

新馬戦から嶋田純次騎手がコンビを続けており、今回も引き続き騎乗予定となっています。スプリングS2着から挑んだ皐月賞では、リキむシーンが見られたこともあり、4コーナーで5番手につけていたもののバテて16着大敗。その後はダービートライアルなども使わず2ヶ月半待機しての復帰緒戦となりました。

芝1800mの実績をみると新馬戦3着、スプリングS2着と安定感ある走りを見せており、これまでより相手関係は軽くなるだけに、コンビを組む嶋田騎手としても今回は結果が欲しいところではないでしょうか。