今週からは夏の福島競馬がスタート。開幕週を飾るのは3歳馬のハンデ戦「ラジオNIKKEI賞」です。小回りコースのハンデ戦というひと筋縄では収まらない条件で行われる同レースは、難解な夏競馬の開幕にふさわしい一戦と言えます。
今回もサイン理論で同レースを予想していきたいと思いますが、今週個人的に気になったニュースは、大リーグ・エンジェルスのプロ野球選手「大谷翔平が2打席連続28号ホームラン」を打ち、オールスターファン投票の2次投票途中経過で2位と大きな差をつけて得票トップにつけたというニュースです。
大谷選手の二刀流での驚異的な活躍ぶりに、米国内での注目度も日増しに高まってきている印象です。国際的な名声を得てきており、今後の活躍がますます楽しみです。この大谷選手の活躍がサインだとするなら、“名声への道”という意味を持つ「ロードトゥフェイム」がサイン馬としては一番しっくりきます。
ロードトゥフェイムは前走重賞初挑戦となったスプリングSで8着敗退。後方から進め、やや早めに仕掛けて脚を伸ばすも、最後は伸びきれず後退。タラレバになりますが、仕掛けのタイミングを少し遅らせていればもっと弾けた可能性はありそうです。
2走前の若竹賞では不良馬場の中山1800mを上がり最速の末脚で差し切って快勝しており、良い末脚は持っている馬です。コーナリングや仕掛けなどまだまだ課題はある馬ですが、しっかり脚を溜めれて弾けた時の脚は目を引くものがあります。今回は伏兵的な立場での参戦となりそうですが、激走も期待できる1頭であると感じます。
ということで今年のラジオNIKKEI賞は、大谷翔平選手の“名声への道”をサインとし、同意味の馬名である「ロードトゥフェイム」を有力視したいと思います。今回もコジツケばかりでかなり無理やりな予想となってしまいましたが、色んな予想の楽しみ方があるという事でご容赦いただきたいと思います。