函館の日曜メインは、函館競馬場の名物レースの1つでもあるG3の函館記念です。今年はフルゲート16頭に登録23頭と大人気のレースとなりました。
例年ならG1馬がこのレースに出てくることはあまりないとは思いますが、芝適性をはかる意味でフェブラリーS勝ち馬のカフェファラオが主戦のルメール騎手で参戦を予定しており、距離延長も含め、吉と出るか凶と出るか注目したいところです。
また、このレースを勝てばという条件つきにはなっていますが、凱旋門賞参戦も視野に入れているスクリーンヒーロー産駒のマイネルウィルトスも、前走の福島民放杯勝利後はここに照準をあわせてきっちり仕上げてきそうなだけに期待したいところです。
ハンデ戦、かつ洋芝ということもあり、各馬の持ち時計が当てにしにくいレースです。そこで今回は時計がかかる馬場で浮上しそうな、オルフェーブル産駒のバイオスパークに注目しました。
昨年もこのレース3着とまずまずの内容を残しており、秋には福島記念を制しています。一戦級相手や、右回りでも坂コースや時計が速いコースでは持ち味が発揮できていませんが、ここ3戦は時計が掛かる馬場を得意とするこの馬にしては、不向きな条件だったのではないでしょうか。
そういった意味ではここ3戦の大敗で人気を落とす今回は絶好の狙い目と言えそうです。今年の中山金杯以来の騎乗となる池添騎手の手綱捌きにも注目して、狙ってみたいところですね。