【海外競馬】オーストラリアのG1にフェイムゲームとホッコーブレーヴが挑戦!

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10月17日(土)にオーストラリアで開催されるコーフィールドC(G1、豪)に2頭の日本馬が出走する予定だ。美浦・宗像厩舎のフェイムゲーム(牡5)と美浦・松永厩舎のホッコーブレーヴ(牡7)である。
両馬は9月18日に出国しており、翌19日に無事入国しすでに検疫を済ませている。到着後は大きな馬体減りもないようで、調整は順調のようだ。

コーフィールドカップ(Caufield Cup)はオーストラリア・ビクトリア州のメルボルン郊外にあるコーフィールド競馬場の芝2400mで開催されるハンデ競争。創設100年以上の歴史を持つ国際G1競争でもあり、あまり知られてはいないが実は日本の目黒記念(G2、東京)の勝馬には同レースへの優先出走権が与えられる。

今年のコーフィールドカップの出走馬は以下のとおりである。

■コーフィールドカップ(G1)
10月17日(土) コーフィールド競馬場 第9レース 17:40(現地時間)/15:40(日本時間)発送予定

<ゲート番・馬番・馬名(性齢)・斥量・騎手>
1-3番 フェイムゲーム(牡6)/57.0kg/Z.パートン
2-14番 ライジングロマンス(牝5)/53.0kg/D.レイン
3-2番 スノースカイ(牡5)/58.0kg/D.オリヴァー
4-22番 ※マジックハリケーン(セン6)/52.5kg/未定
5-7番 トリップトゥパリス(セン5)/55.0kg/T.ベリー
6-9番 グランドマーシャル(セン6)/53.5kg/J.A.キャシディ
7-21番 ※ディバヤーニ(セン6)/53.0kg/未定
8-19番 ※クエストフォーモア(セン6)/53.5kg/T.ベリー
9-6番 モンゴリアンカーン(牡4)/55.0kg/O.P.ボッソン
10-20番 ※コンプレイセント(牡5)/53.0kg/未定
11-11番 ヴォルクストークンバーレル(セン4)/53.5kg/C.ニューイット
12-1番 プロテクショニスト(牡6)/58.0kg/B.アヴドゥーラ
13-16番 ガストオブウインド(牝4)/51.0kg/C.スコーフィールド
14-12番 ハウラキ(セン4)/53.0kg/J.B.マクドナルド
15-15番 マジックウール(セン4)/52.0kg/J.ウインクス
16-17番 セットスクエア(牝4)/51.0kg/K.マケヴォイ
17-4番 アワーアイヴァンホウ(牡6)/56.0kg/B.メルハム
18-18番 マグナパル(セン6)/50.0kg/D.イェンダル
19-5番 ホッコーブレーヴ(牡8)/55.5kg/C.ウィリアムズ
20-13番 ルーシアヴァレンティーナ(牝5)/53.0kg/D.ダン
21-8番 フーショットザバーマン(セン7)/54.5kg/B.シン
22-10番 ロイヤルディセント(牝6)/53.5kg/G.ボス

※馬番19~22番までの馬は、18番までの馬が出走取消となる馬がでない限りは出走できない。

なお、7番のトリップトゥパリスに騎乗予定のT.ベリー騎手はクエストフォーモアにも騎乗予定となっているが、クエストフォーモアの方が騎乗契約をしているため、出走取消が出てクエストフォーモアが出走となれば同馬に騎乗となり、トリップトゥパリスにはG.スコーフィールド騎手へと乗り替わる予定。

日本馬は1-3番にフェイムゲーム、19-5番にホッコーブレーヴが入った。フェイムゲームは国内の重賞を3勝しており今年の春は天皇賞春にも出走して2着に健闘している有力馬だ。香港の名手Z.パートンを背に、前走の天皇賞春から1kgマイナスの57kgなら期待できそうだ。ホッコーブレーヴは昨年の日経賞(G2、中山)で2着、天皇賞春(G1、京都)で3着と重賞戦でも好走歴を持つ7歳馬だ。重賞は未勝利だが初重賞勝利が海外G1なら箔が付くだろう。マーベラスサンデーの代表産駒としてG1制覇を期待したい。