JRA阪神ジャンプS(2022)の“鉄板軸馬”はこの馬で決まり!

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今週は秋の障害重賞路線の第一弾「阪神ジャンプS」が中京競馬場で開催です。

過去10年のデータと傾向を見てもわかるように、レースの傾向としてはかなり堅め。「1番人気」は複勝率が90%と堅実で、信頼度はかなり高めです。今年人気を集めそうなのは、前走の新潟ジャンプSで人馬ともに重賞初制覇を果たしたホッコーメヴィウスです。

重賞馬はホッコーメヴィウス以外に2017年の東京ジャンプSの勝ち馬シンキングダンサーがいますが、ここ6戦は掲示板にものれない競馬が続いており、かつて見せていた先行力にも陰りが見えています。実績と勢いを考えれば、ホッコーメヴィウスの1番人気の有力候補は間違いなし。ここはホッコーメヴィウスを中心に馬券を組んでいくのが妥当でしょう。

問題は相手選びですが、今回対抗馬で最有力視しているのはザメイダンです。前走の新潟ジャンプSは12着に大敗。主戦騎手の上野翔騎手が鎖骨プレートの除去手術で療養中ということで、代打で高田潤騎手とのコンビで臨んだ一戦でした。

初の重賞戦ということで実力不足という結果にも見えますが、ジャンプでのミスがあったり、徐々に下がっていったりと鞍上と手があっていなかった印象も受けます。先行力とスタミナがある馬ですが、前走は本来の持ち味を発揮できずに終わってしまったという見方が出来る一戦。主戦の上野騎手へと手綱が戻るここは、本来の力を発揮してくれるはずです。

ブリンカー着用で一変し、2走前、3走前は前目から押し切る競馬で2連勝。前走は休養明けの一戦で乗り代わりと、良い流れが一旦止まってしまったかたち。今回は一度使われた上積み、重賞2戦目の慣れが見込めますし、主戦騎手へ手綱が戻って仕切り直しとなるここは、少なくとも前走以上の競馬はしてくれるはずです。今回のメンバーなら上位争いは十分可能と見て、対抗馬として有力視したいと思います。