【東京新聞杯2022予想】混戦ムードで抜け出す馬は?

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今年は秋華賞・2着のファインルージュ、マイルCS・5着のホウオウアマゾン、NHKマイルC・3着のカテドラルなどG1善戦馬が多数揃った東京新聞杯。

しかし、4歳牝馬世代のレベル自体が問われる中で決して突き抜けているわけではないファインルージュ。阪神巧者で東京では結果を出せていないホウオウアマゾンに58kgの重いハンデを背負うカテドラルといったように、上位人気勢は混戦ムードが漂います。

そんな中で今回最有力視しているのは昨年の同レースの覇者、カラテです。昨年同レース勝利以降目立った好走はありませんでしたが、今年初戦となった前走のニューイヤーSは、約4か月ぶり、ハンデ58kgという厳しい条件ながら、ゴール寸前で一気に差し切る圧巻の競馬で勝利しました。

今年は前走からマイナス1kgの57kgで昨年からはプラス1kg。叩きの一戦であった前走をしっかり差し切って弾みも十分と、条件や臨戦過程は申し分ありません。全6勝中5勝を12~2月の冬の時期に挙げており、この時期は調子を上げてくる時期でもあります。

前走好内容の勝ちっぷりで最高のステップを踏み、得意舞台で軽ハンデ、走る時期で上積みも十分と好条件が揃っているここは勝ち負け必至でしょう。

続いて相手ですが、今回対抗馬で最有力視しているのは、東京コースで3連勝してオープン入りを果たしたイルーシヴパンサーです。1勝クラス、2勝クラス、3勝クラスと3戦連続東京コースでメンバー最速の上がりを使って差し切っており、夏場を越しての成長が著しい注目馬です

全4勝全てが左回りで、うち3勝が東京コースという東京巧者。3走前の1勝クラスでは東京マイルを1分32秒0で快勝と持ち時計も重賞級です。

今回相手は強化されますが、3連勝の勢いに加えて適性面も最上位、今の東京に合いそうな切れる脚の持ち主となれば久々の重賞でも見劣りはしないでしょう。

ということで今年の東京新聞杯は本命カラテ、対抗イルーシヴパンサーという予想で勝負したいと思います。