【愛知杯2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

牝馬限定のハンデG3「愛知杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

マジックキャッスル（牝4、国枝栄厩舎）

1/13（水）美浦・南W（やや重）5F66.0－4F51.2－3F37.2－1F12.3（馬なり）

戸崎圭太騎手を背に美浦の南Wで単走。表記は単走だったが、前に僚馬2頭を行かせてこれを見る形で進めた。直線は前2頭との間隔を保ちながら内から馬なりのまま伸びてラスト1Fは12.3と鋭く伸びた。1週前は坂路で2頭併せ、前半から強めに追われて4F50.5－1F12.1の好時計をマークして併入した。クビの角度も良く四肢の可動域も十分、活気のあるフットワークで動きも素軽い。好仕上がりだ。

ウインマイティー（牝4、五十嵐忠厩舎）

1/13（水）栗東・CW（良）6F81.4－5F66.1－4F51.5－3F38.0－1F12.1（一杯）

栗東CWで2頭併せ。僚馬マイネルエニグマを追走し、コーナーは外を大きく回って直線も外から一杯に追われてクビ差先着した。目一杯外を通っていることを考えれば時計は優秀。1週前は松若風馬騎手を背にCWで追われ、6F78.7－1F12.1の好時計をマークし、併せ馬に1馬身先着した。オークス・3着時の自己ベストに近いタイムを叩き出しており、好調ぶりが窺える。

レッドアステル（牝5、国枝栄厩舎）

1/13（水）美浦・坂路（良）4F50.9－3F36.7－2F24.5－1F12.6（馬なり）

美浦坂路を単走。馬なりで進め、直線は軽く追われると馬場の外ラチ沿いを駆け抜け、手応え良く伸びて1F12.6をマーク。前半はやや飛ばしていたので直線の鋭さは普段よりはやや控えめも、12秒台はしっかりマークし全体時計は自己ベスト更新。1週前は南Bを馬なりで追い切り4F53.4－1F12.6をマークとここまで順調だ。輸送減りしやすいタイプなので、あとは中京までの直前輸送をクリアしてくれれば問題はないだろう。