【AJCC予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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古馬中距離路線の初戦「アメリカジョッキークラブカップ」が今週末に中山競馬場で開催されます。今回は、追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

ラストドラフト(牡4、戸田博文厩舎)

1/22(水)美浦・南W(良)5F66.2-4F51.6-3F38.2-1F11.8(馬なり)

美浦の南Wで単走。序盤はゆったりと進め、終いはしっかり攻めてラスト1Fは11秒8の好時計。馬場の真ん中を走ったこともあるが、全体時計も早い。先週・先々週とO.マーフィー騎手が跨って、先週はWコースで5F64.3-1F12.2の好時計をマークしており、2週前もマーフィー騎手で5F64.6-1F12.4をマークし、2週続けて強めの調教をしている。3週続けて好時計・好内容の追い切りを消化しており、絶好の気配。態勢は整っている。

ニシノデイジー(牡4、高木登厩舎)

1/22(水)美浦・南W(良)5F66.0-4F51.2-3F36.9-1F12.3(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。最後方から我慢しながらゆったりと入っていき、コーナーで内から一気に差を詰めると、直線では勢いよく抜け出し中ウシュバテソーロ(牡3、未勝利)と外マイネルクラース(牡6、OP)を一気に交わして先頭に立ち、1馬身突き放してフィニッシュした。1週前もWコースで3頭併せで追い切り、直線はびっしり追われて併入した。中間は一回放牧に出してから、1か月前に戻ってきた。テンションを上げすぎないようという意識もあってか本数は抑え気味だが、追い切りではヤンチャをせず落ち着いており、精神面の成長も見られた。

ウラヌスチャーム(牝5、斎藤誠厩舎)

1/22(水)美浦・南W(良)5F65.9-4F51.5-3F38.1-1F12.6(馬なり)

F.ミナリク騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。先行した僚馬キングスバレイ(牡4、1勝クラス)を先行させ、馬なりからコーナーで差を詰めると直線では馬体を擦り合わせるように並走し、併入した。1週前もミナリク騎手を背に追い切られており、Wコースで6F79.8-3F37.1-1F12.2の好時計をマークし、先行した僚馬に1馬身半先着した。1週前の時計は南W5F全体1番時計を記録しており、この馬にしては珍しく動いた。好気配が漂う。