【有馬記念2019予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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有馬記念に出走する各馬が最終追い切りを終えた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。18日の美浦トレセンは濃霧による視界不良のため、一部の馬の調教の撮影やタイムの計測不能となった。今回は、調教動画と計測タイムの確認が出来た馬のみを評価対象とした。

ヴェロックス(牡3、中内田充厩舎)

12/18(水)栗東・CW(良)6F83.3-5F66.9-4F52.0-3F37.9-1F11.3(強め)

栗東CWコースを単走。序盤はゆったりと馬なりでスムーズに折り合い、良いリズムでコーナーを回った。直線を向くといっぱいに追われて1F11.3秒の好時計をマークしてフィニッシュした。しまいだけしっかりという内容だったが、動き出しの反応、伸び、足捌きなどは抜群。1週前はCWコースで3頭で併せ、強めに追われてここでもラスト1Fは11.2秒の好時計をマークし先着。2週続けて強めに追われて好時計はダービー時以来。高い水準で仕上げられている。

フィエールマン(牡4、手塚貴久厩舎)

12/18(水)美浦・南W(やや重)5F65.7-4F51.5-3F38.3-1F11.7(強め)

池添謙一騎手を背に南Wを2頭併せ。僚馬のライバーバード(牡5、2勝クラス)を先行させ、コーナー 内から並びかけると直線強めに追われてラスト1Fは11.7秒の好時計をマークし、2馬身差先着した。1週前も池添騎手が跨り、南Wで2頭で併せて直線は強めに追われて1F11.8の脚で併入しており、負荷がしっかりかけられている。最終追いでは先週以上に気持ちも入っていた感があり、仕上がり具合は上々。

ワールドプレミア(牡3、友道康夫厩舎)

12/18(水)栗東・坂路(やや重)4F54.5-3F40.4-2F26.3-1F12.8(馬なり)

栗東坂路を単走。最終は馬なりで調整程度という内容だが、1週前には武豊騎手を背にCWコースを3頭併せで一杯に追われ、6F80.9-1F11.9の好時計をマークし先着している。1週前CWで一杯、最終は坂路で馬なり調整という仕上げは友道厩舎の王道パターン。秋2戦はいずれも1週前はCWコースで、前走の菊花賞時と同じ追い切りだ。1週前は長めに追われて6Fの時計もいつも以上に良く、最終も荒れてきた馬場ながら馬なりのまま楽に良い時計をマークできており、好状態に仕上がっている。