【JRAアルテミスステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【JRAアルテミスステークス2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

阪神ジュベナイルフィリーズの前哨戦「アルテミスステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

フォラブリューテ(牝2、宮田敬介厩舎)

10/27(水)美浦・坂路(良)4F53.5-4F38.6-2F25.1-1F12.2(馬なり)

美浦の坂路で単走。馬なりのまましっかりコントロールを利かせ、直線は前進気勢を見せて活気あるフットワークでしまい1F12.2の好時計をマーク。大きな成長を感じさせるような目立った時計ではありませんが、前向きな気性の持ち主だけあり、追えばしっかり弾けてくれる馬です。1週前はC.ルメール騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、5F67.0-1F11.7の好時計をマークして併せ馬にあっさり先着としっかりやっています。調整過程はすこぶる順調で、引き続き良い手応えでレースに臨めそうです。

ロムネヤ(牝2、国枝栄厩舎)

10/27(水)美浦・南W(やや重)5F67.1-4F51.6-3F37.4-1F11.7(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ブレスクを4馬身追走し、内から徐々に差を詰めると、直線は内から馬体を併せてしっかり抜け出して1馬身先着と、好内容の追い切りを消化しました。体全体を大きく使っており、小柄に見えない走りっぷりで、落ち着いてしまい重点に伸びている点も高評価。1週前は南Wで2頭併せを行い、5F66.9-1F12.1と自己ベストに近いタイムを叩き出して併せ馬に先着と、仕上がりは順調です。新馬戦は逃げましたが、ためる競馬でも力を発揮してくれそう気配は十分です。

シンシアウィッシュ(牝2、吉村圭司厩舎)

10/27(水)栗東・坂路(良)4F54.3-3F39.0-2F25.0-1F12.4(馬なり)

栗東坂路で単走。馬なりのまま小気味良いフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12.4をマークしてゴール。軽めの内容でしたが、1週前には武豊騎手を背にCWコースで2頭併せとしっかりやっているので、問題は無いでしょう。先週は併せた2頭を大きく追走して進めると、ラスト3Fで差を詰めて馬体を並べ、直線は一杯に追われて内から伸びて1頭に4馬身先着、もう1頭にはクビ差遅れでゴールしました。全体時計は自己ベストを更新し、刻んだラップも全区間優秀です。この時期の牝馬としては時計も早く内容も十分。状態面は申し分ないと感じます。