【JRA朝日杯FS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【JRA朝日杯FS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

2歳マイル王決定戦「朝日杯フューチュリティステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ダノンスコーピオン(牡2、安田隆行厩舎)

12/15(水)栗東・坂路(良)4F52.3-3F37.6ー2F24.3-1F12.1(馬なり)

松山弘平騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。僚馬サトノアポロンを大きく先行させ、内からジワジワと差を詰めると、抜群の行きっぷりでラスト1F12.1の好時計をマークし、クビ差遅れました。最後は併走馬に遅れを取りましたが、自己ベストを大きく更新する速い時計をマークしており、強めに追われた古馬を馬なりのまま楽に圧倒と、動き・時計ともに好内容の追い切りを消化しました。1週前も松山騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.9-1F11.7をマークして1馬身先着しました。先週から馬なり中心の追い切りですが、先週は全体時計も優秀で、最終も自己ベストを更新と調整過程は順調そのものと言えます。

ドウデュース(牡2、友道康夫厩舎)

12/15(水)栗東・P(良)5F64.8-4F50.4ー3F37.4-1F11.5(馬なり)

栗東のポリトラックコースで単走。僚馬リノユニヴァースを1馬身追走し、直線は絶好の動きでラスト1F11.5の鋭い伸び脚を見せて3馬身先着しました。全体時計も終いも優秀で、自己ベストを大きく更新。1週前は武豊騎手を背にCWコースで追い切りを行い、一杯に追われて6F78.4-1F11.4の好時計をマークして自己ベストを2秒以上も更新。先週・最終と絶好の時計をマークして自己ベスト更新を連発と、順調な仕上がりを披露しています。万全の仕上がりと言って良さそうです。

ドーブネ(牡2、武幸四郎厩舎)

12/15(水)栗東・CW(良)6F86.7-5F69.7ー4F53.6-3F38.0-1F11.9(馬なり)

吉田隼人騎手を背に栗東CWコースで単走。終始馬なりの軽めの内容でしたが、行きっぷりは抜群で、キレイな加速ラップとラスト1Fも11.9と時計は優秀です。1週前も吉田騎手を背にやや重のCWコースで5F66.5-1F12.1の好時計をマークし、自己ベストを更新。興奮しやすいところがある馬なので、他馬がいない時間帯を選んでリラックスした走りを意識させた追い切りを消化しました。力は出せる状態にすでに仕上がっており、実戦でも好勝負が期待できそうです。