【朝日杯フューチュリティステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

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2歳マイル王決定戦「朝日杯FS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ジャンタルマンタル(牡2、高野友和厩舎)

12/13(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F37.9-2F24.0-1F11.8(馬なり)

川田将雅騎手を背に栗東坂路で単走。しまい重点に追われてラスト2Fは12.2-11.8の加速ラップでまとめてゴール。1週前は坂路で強めに追われ、4F54.8-1F12.1をマークしてゴールしました。坂路主体のしまい重点はこれまでと同様のパターンですが、最終追いでは全体の自己ベストを更新。中4週と間隔が詰まった臨戦過程ながらも、楽な手応えであっさりと時計を縮めてきたのは好調の証でしょう。10月デビューと遅めのデビューでしたが、レース毎に走りは良くなっておりこの成長曲線は侮れません。

タガノエルピーダ(牝2、斉藤崇史厩舎)

12/13(水)栗東・坂路(良)4F52.9-3F38.5-2F24.8-1F12.4(馬なり)

団野大成騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。2歳未勝利の僚馬ルージュラメンテを追走し、坂では内からラスト2F12.4-12.4の好ラップで伸びて3馬身先着しました。1週前も団野騎手を背に坂路で同じくルージュラメンテと併せ馬を行い、追走先着。時計の4F52.4-1F12.9は自己ベストタイの好時計で、最終でもほぼ同じタイムを楽にマークしてきました。前走のデビュー戦は時計が出やすい馬場ということもありましたが、4Fあたりから加速を開始しラスト2Fは11.0-11.0という圧巻の加速ラップで快勝。追い切りでのしまいの反応と伸びを見る限り、鋭い末脚は使える状態にありそうです。

タイキヴァンクール(牡2、中尾秀正厩舎)

12/13(水)栗東・CW(良)6F83.4-5F69.0-4F54.0-3F38.1-1F11.6(強め)

浜中俊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬エイシンレジュームを追走し、4コーナーで外から取り付いて直線強めに追われると、ラスト1F11.6の好時計で伸びて半馬身先着しました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて6F81.4-1F11.4の好時計をマークして先着しました。先週・最終とややチグハグなラップも見られますが、先週のラスト2Fは11.7-11.4、最終でも11.7-11.6と11秒台のラップを連発。このしまいの動きなら本番のパフォーマンスも期待できそうです。