【デイリー杯2歳ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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2歳G2「デイリー杯2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

シルヴァーデューク(牡2、西村真幸厩舎)

11/9(水)栗東・坂路(良)4F52.8-3F38.9-2F25.1-1F12.3(馬なり)

栗東坂路で単走。飛びの大きなフットワークでまっすぐに駆け上がり、しまいは回転力を速めてラスト1F12秒3をマークしてゴール。1週前はCWコースで併せ馬を行い、一杯に追われて7F96.2-1F11.3の好時計をマークし併入。びっしり追われて、追走した古馬3勝の相手を直線であっさり捉えて併入に持ち込んでと、絶好の動きを見せています。追い出してスイッチが入ってからの反応と動きが良く、瞬発力勝負ならこの馬と思わせるような加速。フォームも安定しており、本番を楽しみにさせてくれる追い切りを消化してきています。

クルゼイロドスル(牡2、高橋義忠厩舎)

11/9(水)栗東・CW(良)6F83.2-5F67.9-4F53.0-3F37.5-1F11.6(強め)

和田竜二騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。併せた古馬に胸を借りるかたちで内を追走し、直線は序盤で横一線になると、ラスト1Fは11秒6の脚でしっかり伸びて併入しました。1週前は坂路を馬なりで追われ、4F53.8-1F12.9をマークと軽めの内容でしたが、最終では長めからやってしまいもしっかりと追われました。コーナーを逆手前でまわっていたのが唯一気になるところですが、楽な手応えで内側からスピードを保ち、そのまま余裕のある手応えを最後までキープできており動き自体は良好です。引き続き右回りへの対応がカギとなりそうですが、力はしっかり発揮できる状態には仕上がっていると見てよいでしょう。

オールパルフェ(牡2、和田雄二厩舎)

11/9(水)美浦・南W(良)5F65.9-4F50.8-3F36.8-1F11.6(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ベルウッドブラボーを2馬身追走し、直線は内から馬体を合わせると、軽く気合いを付けただけで鋭く反応してあっさりと抜き去り、4馬身差を付けて先着を果たしました。手前替えも上手く、追われてからの反応も鋭くフットワークも大きく取れてと、文句なしの動きです。1週前は南Wで併せ馬を行い、5F66.1-1F11.5をマークし併走馬の外から楽な手応えでグイグイと伸びていき1馬身差を付けてゴール。先週・最終と直線で抜群の反応と伸びを見せており、最終も一弾ギアを上げて好時計をマークしてきており、好仕上がりを印象付けています。