【ダービー卿CT予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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今週土曜の中山メインは名物ハンデ重賞「ダービー卿CT」が開催。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

プリモシーン(牝5、木村哲也厩舎)

4/1(水)美浦・南W(やや重)5F69.1-4F54.3-3F39.4-1F12.1(馬なり)

M.デムーロ騎手を背に南Wで2頭併せ。僚馬エスタジ(牝4、2勝クラス)を先行させて序盤はしっかり我慢させる競馬で進めた。コーナーもまだ後ろで我慢させ、直線では内から入っていくと反応良く動いてラスト1Fは12.0秒の鋭い脚で半馬身先着した。1週前は南Wを単走で5F66.8-1F12.6秒の好時計で追い切り、しまい重点の内容を消化した。先週同様しまいの動きや反応は良く、時計もしっかり出ており質の良い追い切りを行えている印象。力は出せる状態に仕上がっている。

クルーガー(牡8、高野友和厩舎)

4/1(水)美浦・坂路(良)4F52.1-3F37.8-2F24.3-1F12.1(馬なり)

美浦の坂路で2頭併せ。僚馬の内に置き、序盤は馬なりから進める。強めに追われると反応良く動いていき、最後までしっかり加速して僚馬に半馬身先着した。4F目12.1秒は最速ラップで、8歳でもまだまだ元気で迫力のある走りが出来ている。1週前も坂路で4F51.8-1F12.2と速い時計をマークしており、2週続けて好内容・好時計の追い切りを消化。前走時から追い切りの動きや時計が良く、状態の良さがうかがえる。

レイエンダ(牡5、藤沢和雄厩舎)

4/1(水)美浦・南W(やや重)6F85.4-5F69.4-4F54.7-3F40.7-1F12.4(馬なり)

上野騎手を背に(レースは丸山騎手)美浦南Wを2頭併せ。僚馬で同レースに出走するムーンクエイク(セ7、オープン)を5馬身後ろに置き、折り合いながら内から軽快なフットワークで駆け抜け、終始リードを保って最後は半馬身先着した。ほぼ馬なりで走りもリラックスできていた印象。最終は一杯に追われるムーンクエイクをしっかり抑えることが出来ており、まだ余裕もありそうだった。1週前は時計も内容も平凡だったが、あまり速い時計は出してこない馬なので気にしなくても良いだろう。