【エルムS予想2020】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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北海道シリーズ唯一のダート重賞「エルムS」へ向けて、各馬が最終追いきりを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

アナザートゥルース(セ6、高木登厩舎)

8/5(水)札幌・ダート(重)5F66.2-4F50.9-3F37.2-1F11.6(馬なり)

大野拓弥騎手を背に札幌ダートを2頭併せ。僚馬ウシュバテソーロ(1勝クラス)を追走するかたちで進め、コーナーで内から差を詰めると直線は馬なりのまま交わして半馬身先着した。柔らかいフットワークで、手応えも優勢、ラスト1Fも11.6と鋭く伸びた。中間は美浦でもしっかり動いて良い時計も出しており、仕上がりは良好と言えよう。

アルクトス(牡5、栗田徹厩舎)

8/5(水)札幌・ダート(重)6F81.4-5F65.9-4F51.3-3F38.6-1F12.0(馬なり)

田辺裕信騎手を背に札幌ダートを2頭併せ。僚馬ボスアンルーリー(1勝クラス)を6馬身追走するかたちで進めると、コーナーで外から差を詰めると直線で追われるとあっさり交わして半馬身先着した。折り合いもしっかり付いており、コーナーあたりからすでに手応えは抜群で、直線もまだまだ余裕がありそうだった。約3ヶ月と間隔が空いている割には攻めの本数は少なめという印象だが、不足感はなく、奥がありそうな印象を受けた。

ハイランドピーク(牡6、土田稔厩舎)

8/5(水)札幌・ダート(重)5F65.7-4F51.6-3F38.5-1F12.8(強め)

札幌ダートを単走。序盤は馬なりで進め、直線は強めに追われてスピードに乗って自己ベストを更新する好内容。回転の速いフットワークで前進気勢あふれる迫力のある追い切りを消化した。1週前は札幌ダートで5F66.3-1F12.6と馬なりで無理せずに良い時計を出しており、仕上がりの良さがうかがえる。約8ヶ月ぶりの前走を叩かれた上積みは大きく、デキは間違いなく前走以上と言えよう。