【JRAエプソムC2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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秋の中距離路線を目指す馬たちが集結する一戦「エプソムカップ」への向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

ファルコニア(牡4、高野友和厩舎)

6/9(水)栗東・坂路(良)4F52.6-3F38.7-2F25.0-1F12.2(一杯)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を力強いフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12.2と鋭く伸びてゴール。やや気負い気味でクビが外に向くシーンも見られましたが、抑えはきいており、ラストで強めに追われた際も反応と脚取りはしっかりしています。1週前は坂路で4F53.9-1F12.3、2週前も4F53.6-1F12.4としっかりと乗り込んでおり、順調そのもの。頭の位置は相変わらず安定しないところがありますが、重心のブレや脚取りはしっかりしており、状態自体はかなり良さそうです。

ザダル(牡5、大竹正博厩舎)

6/9(水)美浦・南W(やや重)4F51.4-3F37.5-1F12.0(強み)

石橋脩騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ソーヴァリアントの内を1馬身追走し、直線で軽く仕掛けられるとラスト1Fは12.0と鋭く伸びて併入しました。1週前は石橋騎手を背に南Wでビッシリ追われる意欲的な内容で、クリーニング手術明けで実に8ヶ月ぶりのレースとなりますが、脚元の不安も見られません。競る気配は十分出ており、上がりのラップも速く、久々でも態勢は整っている印象です。

ヤシャマル(牡4、尾形和幸厩舎)

6/9(水)美浦・坂路(やや重)4F52.9-3F38.0-2F24.1-1F11.8(一杯)

美浦の坂路で2頭併せ。僚馬ピースユニヴァースを半馬身追走し、直線は内から一杯に追われて11.8の脚で豪快に突き放し、2馬身差で先着しました。頭がやや高いところがありますが、鞭も入って追って終いは好時計をマークしており、自発的にハミをとる前向きさも見られ、好調ぶりが目に付きます。馬体はデビュー当時から40kg近く増え、条件戦ながら3連勝とここへ来ての成長力は眼を見張るものがあります。