【フェブラリーステークス2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

ダートマイルで争われる頂上決戦「フェブラリーS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

メイショウハリオ（牡6、岡田稲男厩舎）

2/15（水）栗東・坂路（不良）4F53.5－3F39.0－2F25.5－1F12.5（馬なり）

菱田裕二騎手を背に栗東坂路で単走（レースは濱中俊騎手が騎乗）。不良馬場をものともせずに駆け上がり、単走馬なりながらラスト1Fは12秒5と楽に好時計を叩き出しています。1週前も菱田騎手を背に栗東坂路で3頭併せを行い、4F51.9－1F12.1の好時計をマーク。しまい重点に追われてラスト2Fは12秒6－12秒1と目を引く伸びを見せました。3頭併せで馬の後で我慢させ、内に進路を取る実戦を意識した調教。馬の後ろでもしっかりとコントロールが効いており、追い出してからの反応も良くキレのある動きでした。中間は目立った動きはありませんでしたが、1週前にしっかり追われて一気に状態は上向いた印象。ここを目標に仕上げて万全の態勢を整えてきました。

レッドルゼル（牡7、安田隆行厩舎）

2/15（水）栗東・CW（不良）5F54.1－4F54.1－3F37.9－1F11.4（馬なり）

栗東CWコースで単走。雪が積もった不良馬場でしたが、ラスト1Fは11秒4という切れ味を披露。1週前はCWコースで3頭併せを行い、最後方から追走して6F81.7－1F11.6の好時計をマークしました。相手には遅れましたが、かなり追走してのもので、この馬自身はシャープな動きを見せています。2週前はCWコースで自己ベストに近い数字を叩き出しており、3週連続でしまいは11秒台マークとしまいは安定してキレています。1年ぶりのマイル戦ということで、坂路主体だった追い切りをこの中間は4週続けてCWコースで追われている点も好感が持てます。この後のドバイが大目標となりますが、ここまで順調に仕上げられています。

ヘリオス（セ7、西園正都厩舎）

2/15（水）栗東・CW（不良）6F81.6－5F66.3－4F51.4－3F36.9－1F11.8（強め）

栗東CWコースで単走。終い重点に追われると、上々の行きっぷりを見せて不良馬場ながらラスト1Fは11秒8の脚でゴール。間隔が詰まっており最終もしまい重点と負荷はそこまでかけていませんが、しっかりハミがかかって前進気勢は旺盛、闘志が伝わってくる動きを見せています。前走は約1年ぶりの復帰戦で、今回は転厩2走目、叩き2戦目で追い切りの時計もしっかり前走以上の時計をマークしてきており、ガラリ一変もできそうな気配です。前走はテンから競られて自分の競馬はできませんでしたが、自分の競馬さえできれば反撃は可能でしょう。