【府中牝馬ステークス2022予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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エリザベス女王杯の前哨戦「府中牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

サトノセシル(牝6、堀宣行厩舎)

10/12(水)美浦・南W(良)5F68.5-4F52.6-3F37.4-1F11.7(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。僚馬ヒシタイカンとサクラロワの2頭を追走するかたちで進め、直線は最内から脚を伸ばして中のヒシタイカンにクビ差遅れ、外のサクラロワに半馬身先着しました。行きっぷりが良く、前半はペースが遅く行きたがる仕草も見せていましたが、3コーナーからは折り合ってスムーズに追走。ラストは1頭に遅れるかたちになりましたが、走る気にあふれているような雰囲気があり、手応えの良さは優勢でした。1週前も同様に南Wで3頭併せを行い、直線強めに追われて6F83.0-1F12.2をマークして最先着を果たしています。早めに動いていく競馬が多い馬ですが、我慢してしまいに脚を使う競馬を追い切りで見せており、東京の舞台に向けた良い追い切りを消化できた点も高く評価したい点です。

クリノプレミアム(牝5、伊藤伸一厩舎)

10/12(水)美浦・南W(良)6F83.4-5F66.6-4F51.7-3F37.3-1F11.8(馬なり)

美浦の南Wで単走。終始馬なりでしたが、全身を使ったフォームで馬場の真ん中をグイグイと加速していき、ラスト1Fは11秒8をマークしゴール板通過後ものびのびと脚を伸ばしていました。1週前は松岡正海騎手を背に南Wで追われ、直線強めに追われて重馬場ながら5F66.6-1F11.6の好時計をマーク。休み明けはそこまで走る馬ではありませんでしたが、休み明けだった前走は仕上がりが良く3着に好走。今回はひと叩きされて順調に良化してきており、まさに今が絶好の状態と言えそうです。

エイシンチラー(牝4、田中剛厩舎)※回避

10/12(水)美浦・南W(良)5F68.2-4F52.7-3F38.7-1F12.2(馬なり)

美浦の南Wで単走。前半はゆったりと進めて穏やかな走りでしたが、直線手前を替えてからは大きなフットワークで唸るような迫力でラスト1F12秒2の脚でゴールとメリハリの利いた走りを披露。1週前は南Wで直線強めに追われ、6F83.0-1F11.6の好時計をマーク。東京向きの走りでこのパフォーマンスが実戦でも出せれば好勝負が期待できそうです。秋華賞は昨年も目指していた舞台で、ようやく出走がかなった今年は陣営の本気度も高いはず。好仕上がりで悲願の舞台へ臨めそうです。