【福島牝馬ステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【福島牝馬ステークス予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

ヴィクトリアマイルの前哨戦「福島牝馬S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

アブレイズ(牝5、池江泰寿厩舎)

4/20(水)栗東・坂路(良)4F53.1-3F38.8-2F24.9-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快なフットワークで登坂し、終始馬なりままラスト2Fのラップを12.8-12.1でまとめてゴールしました。流す程度の軽めの内容でしたが、最終軽めの調整は普段どおりなので問題はないでしょう。1週前には坂路で4F51.5-1F11.6の好時計をマークして、終いも瞬発力は抜群。普段調教ではあまり速い時計を出しませんが、この馬としては珍しく終いは11秒台の好時計をマーク。前走の中山牝馬S・2着で復調気配を見せており、叩き2戦目で上昇気配が漂います。

ホウオウエミーズ(牝5、池上昌和厩舎)

4/20(水)美浦・南W(やや重)6F84.5-5F68.0-4F53.0-3F38.2-1F11.3(馬なり)

丸田恭介騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬ダイワドノヴァンを6馬身ほど先行させ、コーナーで内から一気に差を詰めて楽に取り付くと、直線はラスト1F11.3の末脚で併入に持ち込みました。促せば突き放せそうな手応えの良さがありましたし、時計のかかる馬場ながらもしっかり前走以上の時計をマークと好調ぶりが伺えます。前走もある程度のデキでしたが、しっかり勝ち切って弾みを付けてきたここは、絶好の仕上がりで臨めそうです。

サトノダムゼル(牝6、堀宣行厩舎)

4/20(水)美浦・南W(やや重)4F55.0-3F39.7-1F12.4(馬なり)

美浦の南Wで単走。輸送を控えており、最終は調整程度の軽めの内容でした。実質的な最終追いは1週前で、南Wで5F67.4-1F11.4の好時計をマーク。一週前に負荷をかけ、最終馬なりは普段どおりの調整内容ですが、近走の中では目立って速い時計を1週前にマークしてきており、最終も体を柔軟に使ってと、時計・動きともに良化が見られます。今回が引退レースとなりますが、万全な仕上がりでラストランを迎えることができそうです。