【函館2歳S予想2022】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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2歳最初の重賞「函館2歳ステークス」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

スプレモフレイバー(牡2、久保田貴厩舎)

7/13(水)函館・W(重)5F70.6-4F54.7-3F40.4-1F12.8(馬なり)

吉田隼人騎手を背に函館のWコースで2頭併せ。僚馬アスターナランハを3馬身追走し、直線軽く仕掛けられると弾けるように伸びて2馬身先着しました。時計はそこまで出ていませんが、直線は前に出ていくという気持ちの入った行きっぷりで鋭進。1週前も吉田騎手を背にWで併せ馬を行い、5F70.5-1F12.5をマークし併せ馬に1馬身先着。最終追いでは直線2馬身ほどあった差を楽々詰めて差し切っており、さらに追えばいくらでも時計は出そうな気配がありました。短距離向きの血統で、母キャレモンショコラは現役時代に芝とダートの二刀流で活躍。2馬身差を付けて逃げ切った新馬戦の勝ちっぷりからも、ここは好勝負が期待できそうです。

オマツリオトコ(牡2、伊藤圭三厩舎)

7/13(水)函館・W(重)5F67.3-4F51.3-3F37.8-1F11.8(馬なり)

函館のWコースで2頭併せ。僚馬キングズレインを2馬身追走し、直線は内からスムーズに脚を伸ばして1馬身遅れました。最後は相手に遅れを取りましたが、調教駆けするパートナーを相手に粘りを見せた点は高評価。1週前は南Wで4F51.7-1F12.0と、輸送前に馬なりで好時計を出しており、デビュー戦で見せたシャープな足捌きも披露と、時計・動きともに良好です。芝は初となりますが、パワーを要する函館の芝コースでのパワフルな走りを見る限り、タフな洋芝もこなせそうな気配は十分です。

ニーナブランド(牝2、高橋裕厩舎)

7/13(水)函館・W(重)4F53.0-3F38.9-1F11.8(馬なり)

横山和生騎手を背に函館のWコースで2頭併せ。僚馬オースピスを3馬身追走し、コーナーは外を大きく回って併せ馬と一瞬離れましたが、直線で再び併せると鋭く伸びて半馬身先着しました。馬なりで調整程度という内容でしたが、1週前には函館W単走で強めに追われ、5F66.4-1F12.2の好時計をマーク。滞在競馬で先週の時点で万全に仕上げられていたと見受けられます。デビュー戦からすでに完成度の高い仕上がりにあった印象があり、引き続き好仕上がりを印象付けるここは好勝負が期待できそうです。