【アイビスサマーダッシュ2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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1000mの直線レース「アイビスSD」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

トキメキ(牝6、斎藤誠厩舎)

7/26(水)美浦・南W(良)5F66.8-4F52.0-3F37.8-1F11.9(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬バオバブスプリットを4馬身追走し、4コーナーで一気に差を詰めると、直線は内からジワジワと伸びてゴール前で並んで併入しました。前半は無理せず折り合いに専念し、直線で反応と伸びを確認する程度の軽めの内容でした。1週前は南Wで2頭併せを行い、5F69.0―1F11.9をマークして併入。先週・最終と時計を出してきているわけではありませんが、普段から調教では時計を出さずとも本番では好走しているので、しまいでしっかり動けていれば好調と見て問題ないでしょう。

オールアットワンス(牝5、中舘英二厩舎)

7/26(水)美浦・南W(良)4F54.5-3F38.9-1F11.6(馬なり)

美浦の南Wで単走。道中はゆったりと折り合いに専念し、直線も手綱をやや抑え気味に伸びてゴール。それでもラスト1Fは11秒6と見た目以上の好時計をマーク。1週前には南Wで4F54.5―1F11.6としっかりやって好時計をマークしており、負荷は先週かけられています。最終はオーバーワークにならない程度におさえており、落ち着いたムードで整えられた印象。約1年ぶりということでどこまで状態が上がっているかがポイントとなる馬ですが、しっかりここへ向けて時間をかけて整えられてきており、早い段階で好状態には仕上げられていると見て良いでしょう。

スティクス(牝5、武幸四郎厩舎)

7/26(水)栗東・CW(良)4F53.0-3F36.8-1F11.3(馬なり)

栗東CWで単走。前半はゆったりと入り、しまい重点に追われてラスト1Fは11秒3の好時計をマークしてゴール。身のこなしは俊敏で、フォームも安定しています。しまいは軽めに追われただけでしたが、しっかり追えば弾けそうなくらいに手応えは良く見えました。1週前にはCWでしっかり追われて6F80.9―1F11.0と速い時計をマークしており、直線は低い姿勢でスピードに乗せ、高い集中力を持って走れていました。前走の韋駄天Sは途中で止まってしまいましたが、状態が上がっていれば今度は行ききれるかもしれません。