【ジャパンカップ予想2023】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

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日本競馬最大級のビッグレース「ジャパンC」へ向けて各馬が最終追い切りを終えました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

イクイノックス(牡4、木村哲也厩舎)

11/22(水)美浦・W(良)5F67.5-4F52.4-3F37.8-1F11.3(馬なり)

美浦のWコースで3頭併せ。古馬3勝クラスの僚馬カーペンタリアと、3歳3勝クラスのサスツルギの間から進め、直線は左右からプレッシャーを受けながらもスムーズに加速していき、ラスト1Fは11秒3の切れ味で伸び、併入しました。終始馬なりでしたが、直線の手応えは明らかに優勢で、鞍上が手綱を緩めただけで抜群の加速力を見せてきました。1週前はWコースで5F66.2、19日には坂路で4F52.7と好時計を連発。衝撃的なレコードVを果たした反動が気がかりですが、日を重ねるごとに状態は良化している様子で、最終追いでは前走とほぼ同じ時計をマーク。懸念されていた疲れは見られず、いつも通りの好状態で臨めそうです。

タイトルホルダー(牡5、栗田徹厩舎)

11/22(水)美浦・W(良)5F65.9-4F51.0-3F37.0-1F11.4(馬なり)

横山和生騎手を背に、美浦のWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬メジャークロニクルを3馬身追走。直線はスムーズに加速して内から並びかけ、ラスト1F11.4の伸び脚で併入しました。前半は頭を上下にふり前進気勢の強さを見せていましたが、後半はしっかり折り合って直線は鞍上の横山騎手も無理に追わずして好時計をマークと、好内容の追い切りを消化してきました。1週前も横山騎手を背にWコースで2頭併せを行い、5F65.1-1F11.3の好時計をマークして併入。21日には坂路で5F65.5と坂路でも追われており、高い本気度を感じます。

ダノンベルーガ(牡4、堀宣行厩舎)

11/22(水)美浦・W(良)6F84.1-5F67.6-4F52.4-3F37.8-1F11.9(馬なり)

J.モレイラ騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ。2歳未勝利の僚馬エリカサファイアと、古馬3勝クラスのエスコバルを2馬身先行し、道中は先導するかたちで自分のリズムで運んでいく競馬を展開。直線は大外から推進力たっぷりに伸びていき、中のエスコバルと併入し、内のエリカサファイアに1馬身先着しました。1週前もモレイラ騎手を背にWコースで3頭併せを行い、ここでは最後方追走から最内をついて最先着を果たし、時計は6F84.6-1F12.3をマーク。時計自体は軽めですが、併せ馬を交えて負荷をかけてきており、前走で見られた身のこなしの硬さは解消した様子。最後のひと追いで態勢は整い、万全の状態を印象付けています。