【金鯱賞2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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春のG1への前哨戦となる「金鯱賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

プログノーシス(牡5、中内田充厩舎)

3/8(水)栗東・坂路(良)4F55.0-3F39.3-2F25.4-1F12.4(馬なり)

西村淳也騎手を背に栗東坂路で単走(レースは川田将雅騎手が騎乗)。鞍上の手は終始動かず馬なりのまま流す程度の軽めの内容でしたが、脚捌きは軽快で馬場の真ん中を悠々と上がって来られました。1週前には川田騎手を背にCWコースで併せ馬を行い、一杯に追われて前の併せ馬2頭を交わしきって最先着を果たす意欲的な追い切りを消化。時計も9F97.7-1F11.1と優秀で、長めにやってしまいも鋭い切れ味を見せています。調教駆けする馬ではありますが、この気配なら万全の態勢を整えていると見てよいでしょう。

フェーングロッテン(牡4、宮本博厩舎)

3/8(水)栗東・坂路(良)4F55.1-3F40.2-2F25.6-1F11.9(馬なり)

栗東坂路で単走。序盤はゆったりと進め、しまいだけ脚を伸ばすしまい重点の内容で、軽めながらもラスト1Fは11秒9と一定の切れ味は見せています。1週前に意欲的に追われているので、最終のこのひと追いで態勢は整った様子。その1週前は松若騎手を背にCWコースで強めに追われ、7F97.3-1F11.6をマークし、併せた3歳1勝馬に先着。6Fの時計は80秒6と自己ベストを更新しており、長めにやって後ろから猛追した相手もしまい11秒6の脚でしっかり抑え込んで先着と、動き・時計ともに文句なしの追い切りを消化しています。中山金杯・3着を叩かれてしっかりと良化が見込めそうな状態と考えてよいでしょう。

ヤマニンサルバム(牡4、中村直也厩舎)

3/8(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F37.9-2F24.3-1F12.1(馬なり)

田中健騎手を背に栗東坂路で2頭併せ(レースは浜中俊騎手が騎乗)。古馬3勝のフォイアーロートの外を追走し、ラスト2Fは12秒2-12秒1のキレイな加速ラップで伸びて併入に持ち込みました。強めに追われた相手に対してこちらは楽な馬なりのまま伸びており、手応えは優勢。1週前はCWコースで3頭併せを行い、1勝クラスと未勝利の3歳馬2頭を追走してラスト1F11秒9の脚で差し切って最先着を果たしています。6Fの時計はほぼ自己ベストに近い数字ですし、4コーナーも大きく外をまわってのもと考えれば、十分高く評価できる追い切り内容です。追い切り本数は1週前の時点で2本目とそこまでですが、今年すでに2戦しており、すでに力を出せる状態に仕上がっていると見てよさそうです。