【マーチS予想2021】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は？

ダート1800mのハンデG3「マーチS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみました。

スワーヴアラミス（牡6、須貝尚介厩舎）

3/24（水）栗東・坂路（良）4F53.3－3F38.5－2F24.9－1F12.4（馬なり）

松田大作騎手を背に栗東坂路を単走。終始馬なりでしたが、軽く仕掛けられると鋭く反応して、ラスト2Fは12.5－12.4と良いラップを刻んで余力十分にフィニッシュ。1週前は松田騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F80.0－1F12.4の好時計をマークし、自己ベストを更新。約4ヶ月半ぶりと久々ですが、中間は負荷がかけられ時計も出ており、最終はしっかり折り合って好ラップでフィニッシュとここまで順調そのもの。力は出せる状態にありそうです。

ナムラカメタロー（牡5、稲垣幸雄厩舎）

3/24（水）美浦・南W（やや重）5F69.0－4F53.8－3F39.2－1F12.0（馬なり）

石川裕紀人騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。僚馬フェアリーリングを3馬身追走し、コーナーで内から差を詰め直線で馬体を並べると、ラスト1F12.0の鋭い脚で突き抜け1馬身半先着。1週前は南Wを単走で追い切り、4F56.0－1F13.0と時計も内容も平凡でしたが、最終では終始手応え優勢で楽に相手に並びかける事も出来ており、好仕上がりを印象付けました。

ヒストリーメイカー（牡7、新谷功一厩舎）

3/24（水）栗東・坂路（良）4F51.9－3F38.1－2F24.5－1F12.1（強め）

栗東坂路で単走。別厩舎の馬が外に2頭おり、併せ馬のような形になってしまいましたが、直線は強めに追われて2頭を内から交わし、ラスト1Fは12.1と鋭い末脚を披露しました。1週前は内田博幸騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F83.8－1F12.5の好時計をマーク。前走時の1週前・最終よりも速い時計をマークしており、久々を感じさせない動きで好気配です。