【JRAマイルチャンピオンシップ2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

記事「【JRAマイルチャンピオンシップ2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?」のサムネイル画像

秋のマイル王者を決める一戦「マイルチャンピオンシップ」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

グランアレグリア(牝5、藤沢和雄厩舎)

11/17(水)美浦・南W(良)6F80.3-5F65.3-4F51.4-3F37.6-1F12.2(馬なり)

美浦の南Wで2頭併せ。僚馬レイエンダを7馬身先行させ、向正面で一気に差を詰めると、直線を待たずして内から並びかけ、直線序盤ですでに2馬身前へ進出。直線はリードを保って馬なりのまま先着。流す程度の軽い内容でしたが、絶好の動きで自己ベストに近い時計をマークして大きく先行させた併走馬にもあっさり先着と好内容の追い切りを消化しました。1週前は坂路を馬なりで5F62.0-1F14.6と先週も軽めでしたが、緩めずに乗り込まれており、最終の好内容を見ても万全に仕上がっている印象です。

グレナディアガーズ(牡3、中内田充厩舎)

11/17(水)栗東・坂路(良)4F53.0-3F39.4-2F25.1-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で2頭併せ。僚馬プログノーシスの内から合わせて、序盤から横並びで進めてそのまま併入しました。終始馬なりの余裕残しでしたが、手応えでは勝っており、活気ある脚捌きでゴール。1週前は池添謙一騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、強めに追われて6F82.3-1F11.3の好時計をマークして1馬身先着。終い重点に追われながら全体時計も優秀で、ラスト1Fも11.3と鋭い切れ味を披露しました。1週前は意欲的に追われ、最終のひと追いで態勢は整ったと考えて良さそうです。

サリオス(牡4、堀宣行厩舎)

11/17(水)美浦・南W(良)5F67.4-4F52.6-3F38.2-1F12.1(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。外のダノンラスター、中ダノンベルーガを目標に最後方から進めると、直線は内から楽な手応えのまま加速していき、馬なりのまま併入しました。馬なりでもしっかりとした加速ラップを踏めており、直線も12.1と鋭く伸びています。1週前は松山弘平騎手を背に南Wで併せ馬を行い、馬なりで5F65.0-1F11.0の好時計をマークして1馬身先着。全体時計は自己ベストに近い数字で、ラストも絶好の動きと時計で併走馬を楽に圧倒と好内容の追い切りを消化しました。仕上がりは良好です。