【根岸ステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

記事「【根岸ステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ」のサムネイル画像

フェブラリーSの前哨戦「根岸S」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

エンペラーワケア(牡4、杉山晴紀厩舎)

1/24(水)栗東・坂路(良)4F55.1-3F39.6-2F25.9-1F12.8(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いを軽快なフットワークで登坂し、ラスト1Fは12.8をマークしてゴールしました。最終追いは軽めに流す程度の内容でしたが、1週前は川田将雅騎手を背に坂路で2頭併せを行い、一杯に追われてシルクロードSに出走する4歳オープンの僚馬ルガルにクビ差遅れてゴール。相手には遅れましたが、時計は4F49.7-1F12.1の好時計で、自己ベストを更新。速い全体時計をマークしながらしまいも12秒前半でまとめて踏ん張れており、最後は先行させたルガルに一歩も引かない前進気勢と見せてと気配は良好です。530kg台の巨体ながら走り方はキレイで素軽く、万全の態勢を整えてきていると見て良いでしょう。

タガノビューティー(牡7、西園正都厩舎)

1/24(水)栗東・坂路(良)4F53.9-3F38.3-2F24.9-1F12.7(一杯)

栗東坂路で2頭併せ。4歳1勝クラスの僚馬マイネルカーライルとあわせて、ラスト1Fは強烈な尻ムチを何度も入れ、めいっぱいに追われてラスト1Fは12.7をマークして併入しました。1週前はCWコースで2頭併せを行い、一杯に追われて半馬身先着。道中のラップはキレイで時計も6F82.2-1F12.2とこの馬としてはまずまずの好時計です。追い切りは毎度一杯に追われて仕上げられるタイプで、昨年の根岸Sと内容的にはほぼ同じ。7歳になっても変わらず順調に来ており、力は出せる状態に仕上げられていると見て良さそうです。

フルム(牡5、浜田多実雄厩舎)

1/24(水)栗東・坂路(良)4F53.5-3F38.7-2F25.2-1F12.3(馬なり)

水口優也騎手を背に栗東坂路で単走。外ラチ沿いを馬也の楽な手応えで登坂し、ラスト2Fは12.9-12.3の加速ラップでまとめてゴールしました。1週前も水口騎手を背に坂路で一杯に追われ、4F52.3-1F12.3をマークして負荷がかけられています。最終追いは輸送を考慮して軽めでしたが、全くブレのないフォームで最後まで集中して駆けることが出来ていました。53秒台の坂路で加速ラップ時の成績は良く、今回も好仕上がりと言えるでしょう。