【日経新春杯2021予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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長距離古馬ハンデ重賞「日経新春杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきた。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしてみた。

アドマイヤビルゴ(牡4、友道康夫厩舎)

1/13(水)栗東・坂路(良)4F55.2-3F40.3-2F25.9-1F12.8(馬なり)

栗東坂路を単走。折り合いを重視しながらゆったりと進め、最後まで追われることなく馬なりまま駆け上がった。最終はサラッとやる軽めの内容だったが、1週前は藤岡康太騎手を背に(レースは武豊騎手が騎乗)CWコース3頭併せで一杯に追われ、6F80.7-1F12.0の好時計をマークして2馬身先着する好内容の追い切りを消化。昨年秋頃と比べて、楽に上がりの時計を出せるようになってきており、好仕上がりを印象付ける。

ダイワキャグニー(セ7、菊沢隆徳厩舎)

1/13(水)美浦・坂路(良)4F50.9-3F37.6-2F24.8-1F12.4(強め)

栗東坂路で単走。伸びやかな力強いフットーワークで坂を駆け上がり、ラスト1Fは強めに追われて12.4の好時計をマーク。馬場の真ん中をブレの少ないフォームでキビキビと走れており、手前の切り替えもスムーズ。1週前は内田博幸騎手を背に南Wで追い切り、5F68.6-1F12.8を馬なりでマーク。アタマはやや高めも脚元は力強く、時計もまずまず。去勢手術後3走目のレースで良い効果も安定してくる頃、一変する可能性も秘めてそうだ。

サトノインプレッサ(牡4、矢作芳人厩舎)

1/13(水)栗東・CW(良)6F84.0-5F67.4-4F52.6-3F38.5-1F12.3(強め)

坂井瑠星騎手を背に栗東CWを単走。序盤は折り合いに専念しゆったりと進め、最後は追われると上々の伸び脚で1F12.3をマークした。鞍上の支持にややモタつくところが見られたが、伸び始めてからは首もしっかり使えてリズムも良く、最後も素軽い脚さばきで駆け抜けた。1週前は坂井騎手を背にCWで併せて6F80.7-1F12.5の好時計をマークし、併せたサトノガーネットと併入。中間は折り合い面を重視しテンションはそこまで上げず、1週前にしっかりやって最終は折り合い重視のしまいだけと、ここまで順調に追い切り消化しており、態勢は整っている。