【日本ダービー(東京優駿)2023予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

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世代最強決定戦「日本ダービー(東京優駿)」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

スキルヴィング(牡3、木村哲也厩舎)

5/24(水)美浦・南W(良)6F84.8-5F67.8-4F52.3-3F37.9-1F11.2(馬なり)

美浦の南Wで3頭併せ。3歳未勝利の僚馬マロ-ディープを先行させ、古馬3勝クラスのカーペンタリアを後ろに置いて道中は2番手を追走。直線は真ん中に入って脚を伸ばし、ラスト1Fは11秒2の好時計をマークして2頭と併入しました。先週の1週前は南Wで2頭併せを行い、7F97.5-1F11.6をマークし、先行させた3歳未勝利の僚馬に取り付いて併入。先週・最終と動きや時計に派手さはありませんが、中3週でも2頭併せ・3頭併せと負荷をかけてきており、余力のあった状態をしっかり上げてきた印象です。戦える態勢は整ったと見て良いでしょう。

タスティエーラ(牡3、堀宣行厩舎)

5/24(水)美浦・南W(良)5F67.1-4F51.9-3F37.5-1F11.1(馬なり)

D.レーン騎手を背に美浦の南Wで2頭併せ。3歳未勝利の僚馬デイライトを3馬身先行させ、道中はリズム良く折り合って追走。4コーナーで内から差を一気に詰めると、直線は馬なりながらも鋭く反応してラスト1Fは11秒1の切れを見せて楽に1馬身先着しました。1週前もレーン騎手を背に南Wで3頭併せを行い、直線は2頭の間からしまい11秒0の圧巻の末脚で前へ出て最先着を果たしました。重苦しさは全くなく、皐月賞時よりもフットワークはしなやかに見えます。3週連続でレーン騎手が手綱を握って感触をしっかり確かめている点も好感が持て、着実に良化してきているここは高いパフォーマンスが期待できそうです。

ドゥラエレーデ(牡3、池添学厩舎)

5/24(水)栗東・坂路(良)4F54.5-3F38.3-2F24.0-1F11.6(馬なり)

栗東坂路で単走。ゆったりと入ってしまいだけ反応と伸びを確認する程度の軽めの内容ながらも、ラスト1Fは11秒6とこの日の栗東坂路で最速のラスト1Fをマーク。初コンビを組む坂井瑠星騎手とは2週前に初コンタクトを取り、先週の1週前でも騎乗しCWコースで強めに追われて6F81.3-1F11.5をマークと、しっかり動かせてやっています。態勢としては先週の時点であらかた整っており、最終は確認程度。それでも坂での加速感は十分で、軽く11秒6を出せるなら状態面は万全と見て間違いないでしょう。昨年のホープフルSを制した後はドバイ遠征と異例のローテーションではありますが、順調な調整過程で本番へ臨めそうです。